【授乳クッション】いつまで必要?使い方は?便利な活用方法も画像付きで紹介
授乳期だけではありません!授乳クッションは万能育児アイテムです。
育児経験・体験を基に、授乳クッションの様々な場面での活用方法をご紹介いたします。
出産準備品という項目に多くの育児書で「授乳クッション」が挙げられていますが、買うべきかどうか迷っていませんか? 授乳クッションはいつまで使うものなのか、どんな使い方があるのか分からないことも多く悩みますよね。
実際、私も一人目の出産時はその存在すら知らず準備に至りませんでしたが、二人目出産時の産院で助産師さんに薦めていただき、その便利さと快適さに感動して早速購入しました!
出来る事なら「もっと早く知っていたかった」と心から後悔するほど、とっても便利に活用できるので、経験を生かした情報をお届けできればと思い「【授乳クッション】いつまで必要?使い方は?便利な活用方法も画像付きで紹介」と題し記事にまとめました。
▼以下の内容をまとめています
- 【授乳クッション】いつからいつまで必要なの?
- 授乳クッションの使い方:基本(横抱き・縦抱き・フットボール抱き・ミルク授乳時)
- 授乳クッションの使い方:活用方法(産前~産後)
授乳クッションはママの心強い味方です。身体的にも精神的にもとっても育児が楽しくなること間違いなしですよ。分かりやすく解説するため、なるべく多くの画像を添えてご紹介していきます。
商品をお探しの方は、こちら▼の記事で選び方~おすすめの商品まで詳しくご紹介していますので是非参考になさって下さいね。
目次
【授乳クッション】いつからいつまで必要なの?
授乳クッションをいつまで使うべきか決まりはありません。
赤ちゃんの首や腰がしっかり据わってくる生後6か月ころに授乳タイムでの出番が少なくなっていくケースが多いようですが、ママと赤ちゃんをサポートするものなので、快適に使用できるのであれば期間は気にしなくてもいいと思います。
何より、授乳クッションは、授乳時に使うだけのアイテムとは限りません。
使い方によって、産前はママの抱き枕、産後は授乳クッション、赤ちゃんのお座りサポートになったりと、産前から産後まで長期にわたり活躍してくれるとっても便利なアイテムです。
使いかたや活用方法を順を追って一つ一つご紹介していきましょう。
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授乳クッションの基本的な使い方:新生児~
せっかく用意した授乳クッション。正しく使う事で、ママの腰痛や腱鞘炎、母乳トラブルを予防し、あかちゃんもしっかり母乳やミルクを飲むことができます。
基本的な授乳姿勢と授乳クッションの使いかたを解説していきましょう。
横抱き
- 授乳クッションを深く抱え、自分の体の周りに赤ちゃんの体重を支えるための安定した土台をつくります。
- 赤ちゃんの体重を腕で支えないで、授乳クッションに赤ちゃんの体重を預けます。
- ママは背筋を伸ばし胸を張る(ソファであれば浅く腰かけママの背中にクッションを当てると楽になります。畳であればあぐらをかきます)。ママが前かがみにならなくても赤ちゃんの口と乳首が同じ高さになるように、必要であれば授乳クッションの高さをタオルなどで調節する。
- クッション上で赤ちゃんの頭を腕に乗せ(または赤ちゃんの首の下を支えて)、クッションの上を転がすように頭を乳首に寄せて授乳しましょう。(頭だけをママに向けるのではなく赤ちゃんのお胸がママの身体にぴったりくっつくように、体ごとママに向けるようにします)
縦抱き
縦抱きの場合、授乳クッションを使う必要はあまりないと思いますが、赤ちゃんが小さすぎて、ママの乳首の位置まで届かない場合は、赤ちゃんのお尻の下にクッションを入れて高さを調節してあげましょう。
フットボール抱き
フットボール抱きは授乳中に赤ちゃんの身体が、ママのお腹にあたりません。乳腺炎予防にもおすすめの姿勢で帝王切開後や、双子の同時授乳などに特に適しています。
- 母乳をあげたい方の脇に授乳枕を添わすようにセットします。
- 赤ちゃんの頭はママの胸の位置、体はママの脇を添って授乳クッションの上に赤ちゃんを寝かせます。赤ちゃんの両手は、おっぱいの両脇をもつような場所に調整してあげましょう。
- 赤ちゃんの鼻とママの乳首が向い合せになります。身体がねじれておらず、耳、肩、腰の位置が一直線になるように支えましょう。ママのわき腹と赤ちゃんのお腹を密着させましょう。
哺乳瓶でミルクをあげるとき
- 授乳クッションを深く抱え、自分の体の周りに赤ちゃんの体重を支えるための安定した土台をつくります。
- 授乳クッションに赤ちゃんを仰向けに寝かせます。赤ちゃんの頭が下がらないよう上体を起こすように赤ちゃんの頭の位置を調整します。(私はきき手と逆の手で頭を抱いたり、タオルで高さを調整したりして、きき手で哺乳瓶を持ってあげていました)
授乳の際は、赤ちゃんの鼻・口がママの胸の高さでキープされることが大切です。赤ちゃんの重さで沈み込んでしまわないよう、硬めで高さのあるへたりにくいクッションを選ぶことが大切ですよ。
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【授乳クッション】便利な活用方法:使いかた
授乳クッションは授乳時以外も大活躍の育児アイテムです。便利な活用方法、使いかたをご紹介いたします。
妊娠中の抱き枕として使う
妊娠初期からつわりに悩まされるママは、抱き枕を抱えるだけでリラックスできることも……。
だんだんお腹が大きくなってくると、あおむけで寝るのが苦しくなってきます。授乳枕にもなる抱き枕タイプを利用することで、シムスの体位をとることができ、リラックスできるようになりますよ。
シムスの体位での抱き枕
- 左右どちらか楽な方に横向寝になり、抱き枕を股に挟むように抱きかかえます。
- 上側の手は体の前に置き、上側の足は膝を楽な角度に曲げて体の前に出す
- 下になっている方の手は窮屈に感じにくい位置でOK
※横向き寝の理想的な寝姿勢は、横から見た背骨のラインが直線になることです。頭の位置(高さ)にも気を付けましょうね。
※左側を下にすると背骨の横にある大静脈やリンパ管を圧迫しないのでシムスの姿勢として推奨されています。
陣痛の痛みを和らげるときにも活躍しますし、出産後の後陣痛時には子宮の下の方をクッションで圧迫するようにすると痛みが和らぎますよ。自分の授乳クッションで授乳方法を助産師さんから指導していただければ、退院後も安心ですね。
赤ちゃんのサポートとして使用する
赤ちゃんの成長に合わせて、いろんな場面で授乳クッションを活用していきましょう。
うつぶせの練習
うつぶせの練習は、なるべくなら、水平で、畳などの体が沈まないような固い床の上ですることが望ましいのですが、赤ちゃんがつらそうな場合は、授乳クッションを下に置くと赤ちゃんも楽にうつ伏せ練習をすることができます。
【Tummy timeって?】
タミータイムとは、赤ちゃんがうつ伏せで遊ぶ時間のこと。
アメリカでは、新生児のうちからうつ伏せ時間(オムツを替えた後など起きている時)を取るように推奨されています。
✅まずは2〜3分、計3セットから
✅徐々にトータルで20分程度(日)になるように#赤ちゃん #うつ伏せ pic.twitter.com/cbheUMMBB3— Kanako Nakamura (@MinmachiBuho) July 28, 2018
注意点
うつ伏せ練習をするときは、必ずママかパパが見ている状況で実践しましょう。うつ伏せのまま寝てしまうと窒息の恐れがあるので、練習を終えたら元の仰向け状態に戻してあげてください。
赤ちゃんの寝かしつけ(寝かせる際の注意点を記載)
授乳してようやく寝てくれたのに、ベッドにおろすと起きてしまう赤ちゃん。授乳したままクッション上で寝かせられるとどんなに助かるか……。
実は授乳クッションでの寝かしつけは、多くの授乳クッションメーカーでは推奨されていません。「窒息のリスク」が伴うからです。
注意点
寝かしつけで使用する場合、そのまま長い時間寝かし続けないようにしましょう。大人が目を離さないよう気を付けてください。
▼寝かしつけに焦点を当てて安全性を確立し「寝かしつけの神アイテム」と人気の授乳枕もあります(Cカーブ型)。こちらの授乳枕は、多くの産院や保健センターなどでも採用されています。
授乳枕のタイプ(種類)によって機能性が違います。お子様の安全のためにもお手持ちの授乳枕のメーカーのホームページや取扱説明書等でしっかりとご確認をお願いいたします。
赤ちゃんのげっぷサポート
授乳の後は、吐き戻し防止のためにもげっぷをさせてあげないといけないのですが、そんな時も授乳クッションを使うことができます。楽な姿勢でできるのでおススメです。
- 赤ちゃんの後頭部から首、背中にかけて支え、もう片方の手はおしりを支えます。
- 授乳後、授乳クッションの上に赤ちゃんをのせたまま、後ろに寄りかかったり、ソファーなどに楽に座って赤ちゃんを自分の体に寄りかからせて安定させます。
- 赤ちゃんの背中を下から上にさすってげっぷを促します
お座りサポート
一般的に、赤ちゃんがお座りをする時期は生後6ヶ月~7ヶ月ごろと言われています。
この頃になると、ママやパパの中には赤ちゃんの発達が気になりだし、お座りの練習をと考える方も多いと思います。
お座りの練習やサポートにも授乳枕がピッタリです。
お座りを始めたばかりの赤ちゃんは、まだ不安定で突然ごろんと倒れてしまう事があります。後方、左右に倒れ、頭部をゴツンと打ってしまうことがないよう、授乳枕の中央に座らせしっかりホールドしてあげましょう。
ママの足のむくみ解消:足枕
妊娠中、足のむくみに悩まされたママは少なくないと思います。実は出産後はさらに足のむくみに悩まされるママが多いんです。
授乳枕は妊娠中・産後のママの足のむくみ対策・解消に足枕として最適!高すぎず低すぎずピッタリ!
妊娠中はホルモンバランスの影響や、大きくなった赤ちゃんの重みでむくみが生じ、妊婦さんの3人に一人がむくみに悩まされると言われています。
産後のむくみは、出産で羊水が一気に無くなったことと、母乳を作るために身体が水分をため込もうとすること原因で、そこに産後の睡眠不足や運動不足からくる新陳代謝が低下が重なりむくみが悪化しているんですよ。
実は私も出産後、足のむくみになやまされました。痛みが伴う程の経験したことのないむくみを不安に感じ、助産師さんに泣きながら相談したんです。
水分をしっかりとる・塩分控えめでカリウムをとる・冷やさないなどの方法と共に「寝るときに授乳クッションを足の下に置き、足を高くして眠る」という方法を教えていただきました。
大部むくみが緩和されますし、身体的にも精神的にも楽になりましたよ。
家族のくつろぎグッズとして
子供が大きくなった今でも、我が家のソファーに鎮座する授乳枕!
授乳を終え子供が眠っている間は、私の足枕になったり、お昼寝枕になったり……。
床にごろんと転がってテレビを観るときも、肩から首・頭の高さが丁度良くて楽ですよ。
抱き枕兼用タイプの授乳枕は、子供たちが今でも取り合いっこで使用しています。家族のくつろぎグッズとして今でも大活躍ですよ。
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【授乳クッション】いつまで必要?使い方は?まとめ
「【授乳クッション】いつまで必要?使い方は?便利な活用方法も画像付きで紹介」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
【授乳クッション】は授乳用としてはもちろんの事、妊娠中はつわり時~陣痛時までママのサポートとして活躍し、産後も赤ちゃんのサポート~ママや家族のくつろぎグッズとしても永く活躍することができる万能アイテムです。
育児は休みなくずっと続いていきます。
ママが笑顔でいられるためにも、便利に活用できるものを上手に使いこなし楽しい育児を目指しましょうね。
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