授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?1日の摂取量と注意点を解説

      2021/12/17

授乳中のカフェイン摂取は、母乳を通して赤ちゃんに悪い影響をもたらすのでしょうか? 授乳中でカフェイン摂取への不安を抱えるママに向け、注意点と上手な向き合い方についてお伝えします。

授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?1日の摂取量と注意点を解説

授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響もあるって聞いたけどどうなの?
どれくらいの量なら大丈夫かな? チョコや抹茶も影響あるの?

妊娠中もですが、無事出産してもなお赤ちゃんへの影響を考え授乳中のママは自分の口にする物にも悩むことが多いですよね。

こちらの記事では以下の内容で、悩めるママにお役に立てる情報をお届けしていきたいと思います。

  • 授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?
  • 【授乳中のカフェイン】1日の摂取量は
  • 【授乳中のカフェイン】注意したい飲み物・食べ物
  • カフェインが抜けるまでの時間は?飲むならいつ?

 

まず最初にお伝えしたいことは、「授乳中でも大好きなコーヒーや紅茶でホットブレイクしても大丈夫!」ということです。

ママの心と体がリラックスできることが、赤ちゃんにとってもとっても意味がある事なんですよ。

注意点を守って摂取すれば赤ちゃんへの影響も回避できます。詳しく解説していきますので、ぜひお役立てください。

 

授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?

授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?1日の摂取量と注意点を解説

授乳中にカフェインを摂ることと発達障害児の関係は分かっていません。

妊娠中は、血液を通じてカフェインが胎児にも移行することがあり、妊婦さんが高濃度のカフェインを摂った場合、赤ちゃんの発育を阻害する可能性が報告されています。そのことから、妊娠中はカフェインを控えるよう助産師さんに指導されたというママも多いと思います。

そんな経験から、授乳中のカフェインも、母乳を通して良くない働きをするのではと不安になりますよね。

カフェインによる体への影響を見ていきましょう。

カフェインの6つの作用
  • 中枢神経を興奮させ、眠気や疲れを取り除く作用
  • 筋肉の収縮を強め、疲労感を抑えたり、活動性を上げる作用
  • 心臓の働きを活発にする作用
  • 利尿作用
  • 胃酸の分泌を促す作用
  • 基礎代謝を上げる作用

 

カフェインは決して有害な成分ではありません。ただしどんな成分であっても過剰摂取は人体に悪影響を与えます。

過剰摂取すると中枢神経系の刺激によるめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠症、下痢、吐き気等の健康被害をもたらす事があるんです。

カフェインは母乳を通して摂取量の約1%が赤ちゃんに届くといわれています。

つまり、授乳中のカフェインが赤ちゃんに全く影響がないとは言いきれません。赤ちゃんへ何かしらの影響がある可能性があるので、カフェインを大量に摂ることはおすすめできませんね。

ここでポイント!
完全にカフェインがダメというわけではありません。
大量にとることはお勧めできませんが、注意点を守って摂取する分には問題ありませんので上手に付き合っていきましょう。


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【授乳中のカフェイン】1日の摂取量は?

授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?1日の摂取量と注意点を解説

コーヒー2杯分程度が授乳中の1日のカフェイン摂取量の目安です。
1日辺り200mgの摂取量を目安とすることをおすすめいたします。

カフェインは母乳を通して摂取量の約1%が赤ちゃんに届くといわれています。お母さんのカフェイン摂取量によっては赤ちゃんに悪影響が出るレベルにまで濃度が達することも考えられますので、摂取量に気を付けましょう。

▼赤ちゃんへの影響として考えられること

・不機嫌になりやすい
・泣く回数が増える
・興奮して落ち着きがなくなる
・寝付きにくくなる

 

日本では厚生労働省による妊娠・授乳中の1日当たりのカフェイン摂取許容量の定められた基準がありませんが、欧米諸国では基準を設定している国々もあります。

例えばカナダではカナダ保健省が授乳期の女性に対しては1日にカフェイン300mgまで、欧州食品安全機関では200mg/日以下という基準を設定しています。また、WHO(世界保健機関)は

妊婦の場合カフェインの胎児への影響はまだ確定していないが、カフェインの摂取を1日300mgまでにするように

と2001年に公表しています。

日本人と欧米人では体格や代謝機能が異なるため、一概にこの基準が適用できるとは言えませんが、安心できる基準としてより厳しい基準となっている1日辺り200mgの摂取量を目安とすることをおすすめいたします。

コーヒー1~2杯(カフェイン90-180mgほど)ならば授乳期に飲んでも問題ないと言えるいうことですね。

ただ、カフェインを含む食物はコーヒー以外にもいろいろあるので、どんな食物にカフェインが含まれているのか知っておくことが大切ですね。


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【授乳中のカフェイン】注意したい飲み物や食べ物

ここではカフェインを含む食品と、その食品にどのぐらいの量のカフェインが含まれているかを紹介していきます。

飲む量に合わせて換算してみてくださいね。ちなみに、マグカップ1杯は、およそ250~300mLです。

紅茶

紅茶のカフェイン濃度は30mg/100ml。

 

紅茶はコーヒーと同じで、淹れている時の香りが心地よくてわたしもだいすきなんですが……。やっぱりとり過ぎには注意が必要です。

最近では、紅茶も「デカフェ・ノンカフェイン・カフェインレス」など様々な種類のものが気軽に手に入るようになってきましたので、このような表示があるものを選ぶことで、紅茶の味や香りを楽しみつつカフェイン摂取を避けることができておすすめです。

▼デカフェの優しい紅茶(カフェイン0.00g)

デカフェ・ノンカフェイン・カフェインレスの違いって?

デカフェ・ノンカフェイン・カフェインレスの違い
デカフェ カフェインを取り除いた飲み物のこと。カフェインフリーとも呼ばれる。日本では明確な基準はないが、海外などではカフェインの含有量が0.1%以下などの基準有。
ノンカフェイン 飲み物の原料にカフェインが含まれていないものをさす。
例えば、麦茶やルイボスティーなどが該当
カフェインレス カフェインを90%以上取り除いたもの、と日本では定められている。

商品によってカフェインの含有量は異なるので、パッケージを確認してみてくださいね。

抹茶・日本茶

  • 玉露 160mg/100mL
  • 抹茶 32mg/100mL
  • 煎茶 23mg/100mL

(湯呑1杯60~90mL)

 

一般的な煎茶に比べ、抹茶や玉露はカフェイン含有率が高いので注意が必要です。

玉露・抹茶は若い芽のみを摘み取って作られます。若い芽にカフェインが多く含まれているので、カフェイン含有率が高いんです

日本茶には健康効果も期待できるので感染症対策としても取り入れたいところではありますが、やはり飲みすぎには気を付けましょうね。

農兼機構による調査によるとお茶を水出しすると、旨味が多く、カフェイン含有量が少なくなるという結果も発表されていますので、まとめて水出し茶を作っておくのもおすすめですよ。農兼機構のHPはこちらです⇒農兼機構HP

▼手軽にノンカフェインのティーを楽しむならコレ

ルイボスティーはミネラルたっぷりでノンカフェインなので、赤ちゃんの水分補給にもおすすめです。温めても冷たくても美味しくて家族みんなで安心して飲むことができるのでまとめてたっぷり作って活用しています

栄養ドリンク・エナジードリンク

  • レッドブル 80mg/1缶(250ml)
  • モンスターエナジー  142mg/1缶(355ml)
  • オロナミンC 18mg/1缶(120ml

 

赤ちゃんの夜泣きが続いたり、頻繁な授乳やおむつ替えでママも毎日大変です。スッキリしたい、少しでも眠気を覚まさなきゃ!と栄養ドリンクやエナジードリンクに頼りたくもなりますよね。

でも、これらのドリンクにはカフェインが含まれていることをお忘れなく!

個人的にはレッドブルやモンスターエナジーなどはエナジードリンクとして人気がありますが、カフェイン含有率が高いので授乳中には推奨できません

オロナミンCは、1瓶の内容量も少なめですので授乳中でも安心と言えますね。

コーヒー・カフェラテ

  • レギュラーコーヒー 60mg/100mL
  • インスタントコーヒー 57mg/100mL
  • ドリップコーヒー 56mg/100mL
  • エスプレッソ 212mg/100mL

 

コーヒーについては、種類によってカフェイン含有率が異なります。

カフェラテやカプチーノなどはミルクがたっぷり含まれているので、イメージ的にカフェインが少ないのではと思われがちですが、エスプレッソやドリップが基になっているのでカフェイン含有率が薄まるというわけではありません。

例えばスターバックスで例に挙げると、

  • カフェミストトールサイズ350㎖(カフェオレ)には約98㎎、
  • スターバックスラテトールサイズ(カフェラテ)には約64㎎

のカフェインが含まれています。

コーヒーも「デカフェ」、「ノンカフェイン」などの製品が多数販売されていますので、代用して楽しんじゃいましょう。

▼家でも、本格的なスタバのデカフェコーヒーが楽しめます。スタバのデカフェはレギュラーコーヒーに劣らない風味ですよ。

99.85%カフェインを除去したデカフェコーヒーに葉酸を配合しているコーヒーで、妊娠中から授乳中のママにこそ飲んでほしいコーヒーです。風味も良くインスタントなので簡単で飲みやすいです。

チョコレート

チョコレートも種類によってカフェイン含有率に差があります。

  • カカオ75%チョコレート(約60mg)/1枚(約50g)
  • ダークチョコレート(約25~40mg)/1枚(約50g)
  • ミルクチョコレート(約10mg)/1枚(約50g)
  • ホワイトチョコレート(約2.5mg)/1枚(約50g)

※板チョコ1枚の平均の重さ50g~60g

 

ハイカカオチョコレートとホワイトチョコレートでは50gで約57.5mgもカフェインの量に差がありますね。

甘いチョコの方がカフェイン量が少ないと覚えておくといいですよ

授乳中は、甘めのチョコレートにしておくとカフェイン量を抑えられますので、これならチョコのお供にコーヒーや緑茶という選択肢も広がりそうですね。

また最近では、カフェインが入っていないチョコ風のスイーツもあるんですよ。チョコの代用として私が特におすすめなのが、キャロブチョコです。

実はこのチョコ、助産師さんから教えていただいたんですよ。個包装なので食べすぎ防止にもなりますし、カフェインだけでなくグルテンフリーで乳製品や卵も使用されていないため、赤ちゃんのアレルギーを心配されるママにおすすめです。

コーラ

  • コカ・コーラ 9mg/100mL
  • ペプシコーラ 10mg/100mL
  • キリンメッツブラック 10mg/100mL

 

夏の暑い日や、ふとした瞬間にごくっと飲みたくなっちゃうコーラにもカフェインは含まれています。

コカ・コーラの公式サイトによると

「コカ・コーラ」に含まれるカフェイン量は、日本食品標準成分表2015によるレギュラーコーヒー(浸出液)の約1/6、紅茶(浸出液)の約1/3、煎茶(抽出液)の約1/2となります。

出典:日本コカ・コーラ株式会社

ということで、コーヒーや紅茶と比べるとカフェイン含有率は比較的少なくなりますが、糖分もかなり含まれており授乳中の乳腺トラブルの原因にもなりかねませんので、飲みすぎには気を付けましょう。

シュワっとすっきりさせたいときは、フルーツ酢を炭酸水で割ったものを代用すると良いですよ。お酢は授乳中によく悩まされちゃう便秘対策や疲労回復・産後ダイエットと良いことずくめですのでおすすめです。

カフェインが抜けるまでの時間は?飲むならいつ?

授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?1日の摂取量と注意点を解説

食物に含まれるカフェインは摂取後、母乳中には15~30分でピークとなり、1~2時間でその大半が母乳中に移行すると言われています。授乳期にコーヒーなどを飲む際はなるべく授乳が終わった後に飲むようにするとよいでしょう

 

摂取したカフェインは5時間程度で体内から排出され、半分に減り(半減期)、新生児では半減期が98時間、生後3~5か月には約14時間と排出にかなりの時間がかかります。

ママが授乳中に毎日カフェイン飲料を摂り続けると、蓄積された状態が続いてしまいます。

推奨摂取量を超えたからといって、必ず悪い影響が出るわけではありません。気になって調べ始めたそのことをきっかけにしていただいて、これから気をつけていけば大丈夫ですよ。

一般的には、「過剰な量を長期間にわたり継続して摂取する」ことがなければ、影響がはっきり出る可能性は高くないと考えられています。

私も完全母乳育児経験者ですが、授乳中もコーヒーとチョコはやめられませんでした……。子供たちに特に異常は出ませんでしたし、同じ兄弟でも泣く頻度や感情の起伏はカフェイン摂取に関係なく異なります。それらは、生まれつきの個性と捉えておおらかに構えていいと思いますよ。

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授乳中カフェイン摂りすぎたらまとめ

「授乳中カフェイン取りすぎたら赤ちゃんに発達障害の影響も?1日の摂取量と注意点を解説」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

授乳中にカフェインを摂ることと発達障害児の関係は分かっていませんが、授乳中のカフェインが赤ちゃんに全く影響がないとは言いきれず、赤ちゃんへ何かしらの影響がある可能性があるので、カフェインを大量に摂ることはおすすめできません。

日常生活で簡単に行える工夫で、カフェインの過剰摂取や悪い影響を避けられますので上手につき合いながら母乳育児を頑張りましょうね。

授乳中カフェインとの上手な付き合い方
  1. ハーブティー・ノンカフェイン・カフェインレスのお茶やコーヒーを上手に取り入れる。
  2. お茶の場合、熱湯より水出しの方がカフェイン含有量が少なくなるので、入れ方の工夫をする。(コーヒーの場合水出しでもさほど変化なし)
  3. カフェインが入っていないタイプの代用を上手に取り入れる。(キャロブチョコや美酢の炭酸割など)
  4. 母乳中のカフェイン濃度のピークは摂取後15分~30分。2時間後から半分以下になるため、授乳前より授乳後にカフェインを摂取する。

 

ママがストレスを抱えずに笑顔で育児を楽しめることが何より赤ちゃんの為にもなります。

授乳中でもあまり我慢しすぎず、工夫することで上手にカフェインともつき合っていきましょうね。

頑張るママが、笑顔で育児を楽しめるために、こちらの記事が少しでもお役に立てると光栄です。

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