【帝王切開の術後の痛み】レベルやピークはどれくらい?いつまで続く?和らげる方法・対策も解説

   

出産は命がけ! 想像をはるかに超える体験です。こちらの記事では出産の中でも「帝王切開」の出産に伴う「痛み」について解説してまいります。

術後の痛みはいつまで続くの?
痛みのピークはいつで、例えるとどんなレベルの痛み?

今や「5人に一人が帝王切開で出産する」ともいわれていますので帝王切開に「怖い」という不安を抱えるプレママや、無事帝王切開でご出産され術後の傷の痛みに悩まれている方は少なくないと思います。

こちらの記事では「【帝王切開の術後の痛み】レベルやピークはどれくらい?いつまで続く?和らげる方法・対策も解説」と題し以下の内容をまとめたいと思います。

  • 帝王切開後の痛みのピークはどれくらい?どんなレベル?
  • 痛み止めについて
  • 帝王切開後の痛みはいつまで続く?
  • 帝王切開の傷の痛みを和らげる方法:痛み対策

 

全ての妊婦さんが、帝王切開になる可能性があります。痛みは対処方法を知っておくことでいざという時余裕をもって臨むことが可能ですよ。

痛みは必ず治まります! 痛みに苦しみ悩んでいる方は、痛みを和らげる方法を上手く活用しながら辛い時期を乗り切りましょう。

 

帝王切開後は半端なく痛い…!寝れない!

帝王切開では、出産時は麻酔を使うため痛みを感じません。ただ、麻酔が切れたときに切開部分の痛み子宮収縮の痛み、いわゆる「後陣痛」が加わるため半端なく痛いんです。

歩けないし、立てないくらい痛いし、痛みで眠ることもできないし!

後陣痛は、「子宮収縮の痛み(妊娠で大きくなった子宮が産後元の大きさに戻ろうとする働き)」なので経膣分娩のママでも必ず経験する痛みです。初産婦さんに比べ経産婦さんの方が子宮収縮の痛みが強く表れることが多いようです。

 

帝王切開で出産した場合、病院によっては分娩後に子宮収縮薬を投与することがあり、この薬により後陣痛の痛みが増強されてしまうんです。

 

子宮収縮の痛みは鎮痛薬が効きにくいのですが子宮収縮促進薬を止めてもらう事によって痛みが軽減されることもありますよ。

痛みがひどい時には、我慢せずに医師に相談してくださいね。

切開部分の痛みは痛み止めの服用で対処することができます。→痛み止めについての項目をご参照ください。

すべての妊婦さんが帝王切開になる可能性があります

帝王切開になるケースには2通りあります。「予定帝王切開」「緊急帝王切開」です。

予定帝王切開の場合、出産日をあらかじめ病院側と決めたり、詳しい出産までの流れ等の説明を受けたりすることができます。
緊急帝王切開の場合は、「緊急」ですのでほとんどのママは知識や準備もないいままに突然経験してしまうことが多いんです。

実際緊急帝王切開になった方の中には、妊婦健診では常に正常で、陣痛を経験し、経膣分娩の流れで過ごしていたのに、分娩に時間がかかってしまい途中で急遽「緊急帝王切開」になってしまったという方もいます。

つまり、すべての妊婦さんが帝王切開になる可能性があるんです。
「今や5人に一人が帝王切開で産む」といわれています。

自然分娩か帝王切開かということが母性に影響することはなく、赤ちゃんの成長にも相関関係は一切ありません。


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帝王切開後の痛みのピークはどれくらい?どんなレベル?

帝王切開の出産の痛みは2種類あります。

傷の痛み 帝王切開はお腹を切る手術なので、麻酔が切れた後は切開部位に痛みはありますし、回復まで比較的長い期間を要します
後陣痛(子宮収縮の痛み) ・出産方法に関係なく、大きくなった子宮が産後に元の大きさに戻ろうとすることによって起こる。
・初産婦さんに比べると経産婦さんの方が子宮収縮の痛みを感じやすい
・授乳時に痛みを感じやすくなる

 

傷の痛みのピーク手術当日夜~産後3日くらいがもっとも強い

 

後陣痛(子宮収縮)のピーク術後~産後3日目くらいが最も強い。
特に授乳時には子宮回復のホルモンの関係で子宮収縮が促進されやすく痛みが出やすい。

 

痛みのレベルは人それぞれのようですが、やはり相当な痛みが……。ツイッターからいくつかご紹介いたします。

他にも、「切開の傷が燃えるように痛い」、「もう朝が来ないのではと思った」、「歩けないし立てないくらいの痛みで、衣類が触れるのさえ痛かったという感想の方もいましたよ。

寝れなくて辛かった体験談があったらコメント欄で共有してもらえると嬉しいです

こちらの記事で帝王切開後は「痛い」「苦しい」という感想を紹介することで、不安をあおっているつもりはありません。わかっていただきたいのは、今、帝王切開の痛みに苦しんでいる方の痛みは、帝王切開をしたママの多くが経験する痛みであって、決して異常ではないという事です。痛みは必ず治まってきます。痛みの対処方法もご紹介していきますので、痛みを和らげる方法を上手く活用しながら辛い時期を乗り切りましょう

痛み止めについて

帝王切開後の傷の痛みに、痛み止めを使用することができます。

ポイント▼

病院が処方する痛み止めは、内服容量を守っていれば赤ちゃんに影響するほどの量ではありません。

赤ちゃんへの薬の影響を考え「まだ我慢できるかも」と痛み止めを控えるママも多いと思いますが、「動くと痛い」なら担当医に相談し、痛み止めを使用する選択肢も考えていきましょう。

 

痛み止めの方法は、帝王切開時の麻酔方法や施設の方針によって大きく異なりますが、以下のような方法があります。

帝王切開後に使用される痛み止め

・硬膜外カテーテルからの持続投与
・内服(カロナールやロキソニン)
・点滴
・座薬

 

どのような方法を採るかは施設によって違いますので、詳しくは担当医にお尋ねください。

「出産に伴う痛み」は「出産の喜び」と表現する人もいますが、個人的には賛成できません。痛みを安全に取り除く方法があるのならば、母体のためにも赤ちゃんのためにも我慢せず適度に薬の力に頼ることも大切です。痛み止めを適切に使い痛みを取り除く方がメリットが大きいと思います。

退院後の痛みが心配な時には、入院中に主治医に相談しておくようにしましょう。退院時に内服薬を処方してもらえる場合があります。どうしても薬の服用に抵抗のある方は、痛みを和らげる方法 の項目で対処方法をご紹介いたしますのでご参照ください。

産後も傷の回復チェックなどで診察を受けていくと思いますので、状況に合わせて医師に相談していきましょうね。


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帝王切開後の痛みはいつまで続く?

帝王切開後の痛みには2種類あると説明しましたが、子宮収縮の痛みは術後から手術後3日目位がピークとなり、術後病院を退院するころには大部落ち着いてきます。

ただ、傷の痛みはやはりお腹を切る手術なので、麻酔が切れた後から切開部位にもちろん痛みはありますし、回復まで比較的長い期間を要します。

傷の痛みがいつまで続くのか、産後のスケジュールに合わせてみていきましょう。

出産直後

【出産当日】:手術用の麻酔が切れると激痛・鈍痛が出始めます。麻酔が切れたら点滴・座薬の痛み止めなどが使用されます。

手術時に脊髄くも膜下硬膜外併用麻酔を受けたときには、背中から硬膜外腔に入っている細い管に、持続的に痛み止めを注入することが多いようです。

1日~7日目

一般的に、痛みは手術当日の夜~術後3日目ごろまでがもっとも強いといわれます。この期間は患部の「炎症期」と呼ばれ、皮膚の再上皮化(再生した上皮が形成されること)が起こって傷口が閉じていくのですが、この際に皮膚に痛みや腫れが生じることがあります。

術後翌日には、経過が良好ならなるべく動き始める様に薦められますが、動くだけで相当な痛みがあるため大変です。
多くの場合、座薬を使い痛みをコントロールしながらゆっくりと歩く練習をしていきます。

動くことは、帝王切開後のママが起こしやすい静脈血栓の予防になるので大切なのですが、お体が快方に向かうのは長期間かかると考えて、絶対に無理をしないようしましょうね。

赤ちゃんのお世話も2日目あたりから少しずつできるようになってきます。授乳で赤ちゃんがおなかの傷に触れてしまったり、動作によっては傷が激しく痛むことがありますが、我慢せずに痛み止めに頼るようにして少しでもお体を休めるようにしましょう。

「授乳が拷問の様だった」というママもいたくらいなんですよ。せっかくの赤ちゃんとの時間が「拷問」と感じるなんてもったいないです。なるべく幸せな気持ちでいられるためにも、我慢しすぎないこと!

入院中は、医師を始め助産師さんがサポートしてくれますが、退院後は全て自身で行わなければいけません。入院中はせめて我慢せずに不安なことはどんな些細なことでも相談していきましょう。
入院中に授乳仕方や沐浴の仕方、オムツの替え方などをサポートしてもらえますが、お薬の事だけでなく傷が痛まないような体勢などもアドバイスしていただけますし、これからの育児にも役立ってきますので遠慮せずに相談してくださいね。

退院後

帝王切開での入院期間は一般的に6~10日です。人によっては退院するころには痛み止めがなくても動けるようになる方もいますが、まだまだ軽い痛みやかゆみ、皮膚の赤みなどが見られることがあります

痛みが治まったからと言って無理をしてしまうと、傷口に刺激を与え雑菌が入り、化膿してしまうことがあります。傷の回復には個人差がありますので痛みがあるときは、無理しないようにしましょう。

退院~産後3週間までが「増殖期」となります。新しい細胞が増殖して傷になった部分を埋めていく期間です。ここで無理をしてしまいますと、傷が化膿し結果的に回復に時間がかかってしまいますし傷の痕が目立つようになる可能性もありますよ。

重いものは持たないように、立ちっぱなしや不安定な姿勢は避けるようにしましょう。何気ない日常が大きな負担となりますので、今後の為にも受けられるサポートは積極的に頼るようにしてくださいね。

産後ケア事業の活用

[産後ケア事業」は、国のガイドラインによって各市区町村が行っているサービスです。出産直後から産後4ヶ月を目安に受けることができますので、おすまいの行政でご確認ください。

  • 宿泊型……病院や病床施設のある診療所などに宿泊しながらケアを受ける方法。
  • アウトリーチ型……担当者の方と日時の調整を行い、自宅に訪問してもらってケアを受ける方法。
  • デイサービス型……病院や診療所、助産所、保健センターなどに行ってケアを受ける方法。

便利なサービスを活用する

毎日の食事に加え、洗濯、掃除、買い物に赤ちゃんのお世話と、術後のママにとって家事はとっても大変です。

ママにとって今一番大切なのは自分の体の回復と、赤ちゃんのお世話です。

軽い家事ならとついつい無理をしがちですが、ネットスーパーや可能であれば家事代行や食材・お弁当の宅配サービスなどを検討してみましょう。




産後3週間~1年

3週間を過ぎたら「成熟期」に入り、およそ1年を目安に回復に向かっていきます。細胞の活動が落ち着いて痛みやかゆみは徐々になくなり、傷跡も白く目立たなくなっていきます。

ただ、無理をしてしまったり傷口になんらかの異常が起こった場合は、赤く盛り上がって目立つように残ってしまうこともあります。

市販の傷専用テープで自宅でのセルフケアができますので、上手に活用してくださいね。

自身の体も大変なのに、慣れない赤ちゃんのお世話も重なってついつい無理をしてしまいがちなママが多いのですが、「傷口を刺激しにくい下着・腹帯」を利用したり、「帝王切開でも傷口が痛くならない抱っこ紐」を使用して、負担を少しでも軽減できるようにしていきましょう。

帝王切開でも痛くない新生児から使える抱っこ紐をまとめました

 


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帝王切開の傷の痛みを和らげる方法:痛み対策

帝王切開の傷の痛みを和らげる方法:痛み対策

帝王切開による出産では傷口の痛みと子宮収縮の痛みの両方を同時期に経験することになるので、一時的には大変ですが、痛みは必ず治まります

痛みを和らげる方法を上手く活用しながら辛い時期を乗り切りましょう。痛み対策をご紹介いたします。

体を温める(後陣痛・子宮収縮の痛み対策)

帝王切開の痛みを和らげるのに体を温めることは効果的です。

子宮収縮の痛みは下腹部をさするようにマッサージすることで緩和されますが、帝王切開後の傷の痛みもあるのでマッサージは難しいんです。

腹巻やカイロ、温めた水を入れたペットボトルを使っておなかを優しく温めることで子宮周辺の血行が良くなり子宮収縮の痛みが和らぎます。

特に授乳する時に子宮収縮が進んで激しく痛むことがありますが、収縮を進めることで痛みからも早く解放されることにつながりますので、なるべく授乳はやめないようにしましょう。

楽な姿勢をとる(後陣痛・子宮収縮の痛み対策)

抱き枕を抱えて横になる姿勢はおすすめです。その場合、子宮を少し圧迫するようにすると痛みが和らぎますよ。

腹部を触ると少し硬い部分が分かるかと思います。それが子宮です。だんだん小さくなり最後には外から触れてもわからなくなります。そうなってくる頃には痛みも大部収まってきます。

テーピングでしっかり傷口を保護(傷の痛みを和らげる方法)

傷跡を専用のテープで保護することで衣類による摩擦など外的刺激によって起きる傷の痛みを緩和することができます。

この方法は、痛みの緩和だけでなく、傷あとのケアにもつながります。手術後は最低でも3カ月ほどはしっかり保護テープを貼って傷口を保護するようにしましょう。

人によって、雨の日が多い梅雨の時期や、天気の悪い日、冬の寒い日には傷口がチクチクとするなど軽い痛みが何年も続く方もいます。そんな時にも活用できるのでおススメです。

痛み止めの処方

痛み止めの処方は、帝王切開時の麻酔方法や病院の方針によって大きく異なりますが、病院で処方されるお薬は内服容量を守っていれば授乳中に飲んでも赤ちゃんに影響するほどの量ではありませんので安心して使ってください。

入院中なら座薬や点滴、ロキソニンやカロナールといった痛み止めが処方されることが多く、退院してからの痛み対策としてお薬を処方していただけることがあります。

授乳クッションを使う

授乳クッションを使用する事で、授乳中の帝王切開の傷を保護することができます腹筋を遣わずおへそより上で赤ちゃんをキープすることができ、背中も丸まらずにまっすぐ保つことができ傷への負担がかかりませんので、痛みを予防することもできます。

▼多くの助産師さんがおすすめするクッション。ママのおなかの傷を守るしヘタりにくくボリューム感が長期間維持される授乳クッション。

【帝王切開の術後の痛み】まとめ

「【帝王切開の術後の痛み】レベルやピークはどれくらい?いつまで続く?和らげる方法・対策も解説」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

帝王切開の術後の痛みのピークは手術の麻酔が切れたころから術後3日程です。その痛みは適切に鎮痛剤・痛み止めで対処することができます。

病院で処方されるお薬は内服容量を守っていれば授乳中に飲んでも赤ちゃんに影響するほどの量ではありませんので安心して使ってください。

決して我慢しすぎず、入院中は些細なことでも助産師さんや看護師さんに相談し不安を解消していきましょうね。

痛みを和らげる方法を上手く活用しながら辛い時期を乗り切りましょう。

あなたが実際に行って効果のあった痛み対策がありましたら是非コメントにて教えてくださいね。

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