乳製品(ヨーグルトやチーズ)や牛乳は何歳から大丈夫?食べ過ぎは危険?

      2024/07/28

小さい子どもの食事はママ・パパにとって、「これって本当に食べさせても大丈夫かな?」「食べさせ過ぎるのはあぶない?」と悩みのタネになることが多いですよね。

今日は「乳製品は何歳からOK?」というテーマでお話しします。
ヨーグルトやチーズ、牛乳などの乳製品は、カラダの成長をサポートするカルシウム、カリウム、リン、ナトリウム、マグネシウムといった栄養がたっぷりの食材なので、元気に育ってほしい親としては出来るだけ食べてもらいたいと思います。
でも、いつから安全に食べさせていいのか、どれくらいの量が適切なのか、気になりますよね。

この記事では、乳製品を安全に取り入れるための年齢や適切な摂取量、食べ過ぎによるリスクについて、わかりやすく解説します。

ぜひ最後まで読んで、育児の参考にしてくださいね!

乳製品(ヨーグルトやチーズ)や牛乳は何歳から大丈夫?

ヨーグルトは何歳から?

ヨーグルトは、生後6か月頃から少量ずつ与えることができます。固形物の食事に慣れ始めた赤ちゃんには、ヨーグルトがカルシウムやプロバイオティクスの供給源として役立ちます。ただし、初めて与えるときは無糖のものを選び、少量から始めて様子を見てください。

チーズは何歳から?

チーズは、生後8か月から1歳頃にかけて少量ずつ導入するのが一般的です。塩分が多く含まれるため、赤ちゃん用の薄味のチーズや、プロセスチーズではなくナチュラルチーズを選びましょう。初めは小さな一口サイズからスタートし、赤ちゃんの反応を見ながら少しずつ量を増やしていくのがおすすめです。

牛乳は何歳から?

牛乳は、1歳を過ぎてから与えるのが良いとされています。1歳未満の赤ちゃんには、母乳やフォーミュラミルクが必要な栄養素を提供しますが、1歳以降は牛乳がカルシウムやビタミンDの重要な供給源になります。ただし、1日の摂取量は200~400ml程度に抑え、他の栄養素もバランスよく摂れるよう心掛けましょう。

子供用の小さいコップに半分くらいずつ飲ませるのがオススメです!(こぼされた時の掃除も楽なので笑)

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乳製品の食べ過ぎは危険?

食べ過ぎによるリスク

乳製品は栄養価が高く、成長期の子供にとって重要な食品ですが、過剰摂取には注意が必要です。以下のようなリスクがあります。

  • 消化不良:乳製品を過剰に摂取すると、子供の消化器系に負担がかかり、下痢や便秘などの消化不良を引き起こす可能性があります。
  • 鉄欠乏性貧血:牛乳を過剰に摂取すると、鉄の吸収が妨げられ、鉄欠乏性貧血を引き起こすリスクがあります。
  • カロリー過多:乳製品はカロリーが高いため、過剰に摂取するとカロリー過多になり、肥満の原因になることがあります。
何ごとも食べ過ぎは良くないってことですね

適切な摂取量の目安

適切な摂取量を守ることで、乳製品の健康効果を最大限に享受できます。以下は一般的な目安です。

  • ヨーグルト:1日あたり50~100g程度を目安に与えましょう。
  • チーズ:1日あたり30g(スライスチーズ1枚程度)が適量です。
  • 牛乳:1日あたり200~400ml程度が推奨されます。
これらの目安を参考にしつつ、お子さんの体調や反応を見ながら調整してくださいね

また、バランスの取れた食事を心掛け、乳製品だけに偏らないようにすることも大切です。


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乳製品とアレルギーのリスク

アレルギーの症状と対処法

乳製品には、牛乳アレルギーや乳糖不耐症などのアレルギーを引き起こすリスクがあります。

以下のような症状が見られる場合は、すぐに医師に相談しましょう:

  • 皮膚の発疹やかゆみ
  • 嘔吐や下痢
  • 呼吸困難や喘鳴
  • 腹痛や膨満感

アレルギー反応が出た場合、乳製品の摂取を中止し、医師の指導を受けることが重要です。
症状が軽度の場合でも、医師の診断を仰ぎ、適切な対応をとるようにしてくださいね。

アレルギーを防ぐための注意点

乳製品のアレルギーを防ぐために、以下のポイントに注意しましょう:

  • 初めて与えるときは少量から:乳製品を初めて与える際は、少量ずつ与え、子供の反応を観察します。
  • 一種類ずつ導入:複数の新しい食品を一度に与えないようにし、1つずつ導入することで、アレルギーの原因を特定しやすくなります。
  • アレルギーの家族歴を確認家族にアレルギー体質の人がいる場合は、特に注意が必要です。事前に医師に相談し、アドバイスを受けましょう。

事前の検査でわかることもありますので、心配な場合は医療機関に相談するようにしましょう。
アレルギー持ちの家族がいない場合も、アレルギー症状が出る子もいます。

うちの子はリンゴで突然アレルギーのような症状が出たことがありました。親にとっては普通の食べ物でも慎重になって損ではありません

アレルギーのリスクを最小限に抑えつつ、乳製品の栄養を上手に取り入れていきたいですね。


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まとめ

乳製品は、子供の成長と発達にとって重要な栄養素が豊富に含まれています。ヨーグルト、チーズ、牛乳それぞれに適した時期と量を守ることで、健康的な食生活をサポートできます。

  • ヨーグルトは生後6か月頃から少量ずつ与えることができ、無糖のものを選びましょう。
  • チーズは生後8か月から1歳頃にかけて少量ずつ与え、塩分の少ないものを選ぶことが大切です。
  • 牛乳は1歳を過ぎてから与えるのが良いとされ、1日の摂取量は200~400ml程度に抑えましょう。

また、乳製品の食べ過ぎには注意が必要です。消化不良や鉄欠乏性貧血、カロリー過多による肥満のリスクがあります。適切な摂取量を守り、バランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

アレルギーのリスクについても注意が必要です。初めて乳製品を与えるときは少量から始め、一種類ずつ試すことでアレルギーの有無を確認しましょう。家族にアレルギー体質の人がいる場合は、事前にお医者さんに相談してアドバイスを受けることをお勧めします。

これからも、お子さんの成長を見守りながら、乳製品を上手に取り入れていきましょう。

この記事が、育児中の皆さんにとって少しでもお役に立てれば幸いです。


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