トマト(ミニトマト)は何歳から大丈夫?食べさせる時の注意点4つとオススメの調理方法

   

育児中のママにとって、赤ちゃんの離乳食には多くの疑問がつきものです。

特にトマト(ミニトマト)は鮮やかな色と栄養価の高さから人気の食材ですが、何歳から生で食べさせても大丈夫なのかと不安になったり、与える際の注意点が何か疑問を持つ方も多いでしょう。

本記事では、離乳期(生後5か月~1歳6か月)のトマトの安全な与え方と注意点について詳しく解説します。赤ちゃんに安心してトマトを与えるための参考にしてください。


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ミニトマト(トマト)は何歳から食べられる?

ミニトマト(トマト)は、離乳食として人気のある食材の一つですが、赤ちゃんに与える際には、適切な時期と調理方法の見極めが必要です。

一般的に、トマトは離乳食の初期(生後5~6ヶ月頃)から与え始めることができますが、最初は加熱して皮を剥いた状態で与えるのが安心です

消費者庁のガイドラインでは、離乳食初期の食材は加熱してから与えることが推奨されています。また、FDA(米国食品医薬品局)も、生後6ヶ月以降に加熱したトマトを少量ずつ試すことを勧めています。

赤ちゃんにミニトマト(トマト)を与える時の注意点

赤ちゃんにミニトマトを与える際には、以下の点に注意しましょう:

  1. アレルギー反応に注意トマトはアレルギーを引き起こすことがあります。初めて与える際は少量にし、様子を見ながら進めてください。
  2. 加熱して皮を剥く:最初のうちは加熱して皮を剥いた状態で与えると、消化しやすくなります。
  3. 種を取り除く:ミニトマトの種は消化しにくい場合があるため、取り除いてから与えることをおすすめします。
  4. 小さく切る誤嚥を防ぐために、ミニトマトは小さく切って与えるようにしましょう。

特に4番目の「小さく切る」については消費者庁でもたびたび注意喚起がされています。

ミニトマトやブドウ等の球状のつるつるした食品を丸ごと食べさせると、窒息するリスクがあります。乳幼児には、4等分する、調理して軟らかくするなどして、よくかんで食べさせましょう

出典:消費者庁 - Vol.549 ミニトマトや大粒のブドウは4等分しましょう!

子どもの口は大人のように大きくなく、丸くつるつるしたミニトマトは噛むのが大変な食材です。誤って丸呑みしてしまい、のどに詰まってしまう事故を防ぐためにも小さくカットすることが推奨されます。

また机の上にうっかり出しっぱなし、ということが無いように気を付けましょう

ミニトマト(トマト)を生で食べても大丈夫?

赤ちゃんにミニトマトを生で与えることについては、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

一般的に、離乳食の初期にはトマトを加熱して与えることが推奨されていますが、離乳食中期以降(生後7~8ヶ月頃)からは生のトマトも少量ずつ試すことができます。

ただし、以下の点に注意してください:

  1. 新鮮なものを選ぶ:新鮮で熟したトマトを選び、よく洗ってから与えましょう。
  2. アレルギー反応の確認:生のトマトを与える際も、少量から始めてアレルギー反応が出ないか確認しましょう。
  3. 皮と種の除去:生のトマトを与える際も、皮と種は取り除くことをおすすめします。

古かったり保存環境の悪いトマトは、ヘタの部分に食中毒の原因菌が繁殖していることがあります。
生食でトマトを食べさせる場合はよく水洗いすることが大切です。しっかり洗浄することで防ぐようにしていきましょう!

消費者庁も「生の果物や野菜を赤ちゃんに与える際には、食中毒予防のためによく洗浄し、必要に応じて皮を剥くことが重要」と注意喚起しています!

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ミニトマト(トマト)のアレルギーについて知っておくべきこと

ミニトマト(トマト)はアレルギーを引き起こす可能性のある食材です。

赤ちゃんにトマトを初めて与える際には、以下の点に注意しましょう:

  1. 少量から始める:最初はごく少量から始め、1日経過しても異常がなければ少しずつ量を増やしていきます。
  2. アレルギー症状の確認:皮膚の発疹、腫れ、嘔吐、下痢などのアレルギー症状が現れた場合は、すぐにトマトの摂取を中止し、医師に相談してください。
  3. 他のアレルギー食材との併用を避ける:新しい食材を試す際には、1種類ずつ試し、アレルギーの有無を確認しましょう。

ミニトマト(トマト)の栄養と離乳食への取り入れ方

ミニトマトは、ビタミンC、ビタミンA、カリウムなどの栄養素が豊富に含まれており、赤ちゃんの成長と健康にとても重要です。

トマトを離乳食に取り入れる方法を紹介します。

トマトピューレ

トマトピューレは、トマトを加熱してからピューレ状にしたものです。他の野菜やお粥に混ぜることで手軽に離乳食として与えることができます。

トマトピューレんお作り方は簡単で、トマトを茹でて皮を剥き、種を取り除いた後、ミキサーやすり鉢で滑らかにします。

このピューレは他の野菜やお粥に混ぜることで、赤ちゃんが食べやすくなり、トマトの栄養を効果的に摂取できます。

自作が面倒な場合は、キューピー ベビーフード等の便利な商品がありますので、時短のために利用するのも◎

トマトスープ

トマトスープは、トマトを細かく刻んでスープにしたものです。

トマトを柔らかく煮て、ブレンダーで滑らかにしてから与えると良いでしょう。

この方法は、赤ちゃんが喉を詰まらせる心配が少なく、スープの中に他の野菜やタンパク質を加えることで、栄養バランスの取れた食事を提供できます。

完熟トマトパウダーを使うと簡単にトマトスープを作れます。パパ・ママ用に美味しいミネストローネを作るのにも利用できるので本当にオススメです!

トマトサラダ

離乳食後期(生後9ヶ月頃)からは、皮を剥いて小さく切ったトマトをサラダとして与えることができます。

トマトサラダは、手でつまんで食べることができるので、赤ちゃんが自分で食べる練習にもなります。

トマトに少量のオリーブオイルを加えることで、ビタミンの吸収が良くなり、より栄養を摂取しやすくなります。

カットするのに便利なグッズもありますので、こういうのを利用するのも良いですね。

まとめ

赤ちゃんにミニトマト(トマト)を与える際には、適切な時期と与え方を知ることが重要です。

一般的に、トマトは離乳食の初期(生後5~6ヶ月頃)から加熱して与えることが推奨されており、離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)以降からは生のトマトも少量ずつ試すことができます。

トマトを与える際には新鮮なものを選び、アレルギー反応や消化しやすさに配慮しましょう。

赤ちゃんの健康と成長をサポートするために、栄養価の高いトマトを安全に取り入れる方法を実践してください。


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