台風16号(ミンドゥル)2021最新進路予想!米軍・気象庁やwindyの情報と関東や各地の上陸時期はいつ?

   

猛烈な台風16号が、今後も勢力を強めながら日本列島に近付きつつあります

台風の最強レベル「猛烈な」勢力という事ですので、関東への影響や日本各地の上陸の可能性など気になりますね。2年前に各地に甚大な被害をもたらした2019年の台風19号と進路やタイプなども似た台風という事ですので細心の注意が必要です!

今回の台風は、2021年に入って16番目の台風となります。
台風16号はアジア名を”ミンドゥル”と言い、北朝鮮が提案した名称で「たんぽぽ」を意味します。

▼ウェザーニュースが9月27日午前7時28分頃に発表した内容はこちら▼

台風16号

台風16号(ミンドゥル)は、27日(月)6時現在、猛烈な勢力で沖ノ鳥島近海をゆっくりと北に進んでいます。

今後は段々と速度を上げながら北東へ進路を変えて、10月1日(金)頃には伊豆諸島や関東の近いところを通過していく可能性があります。

台風接近時は電車の遅延や運休、高速道路の通行止めなどの可能性も考えられるため、最新の台風情報や交通情報を確認して、早めに対応するようにしてください。

▼台風16号 9月27日(月)6時
中心位置   沖ノ鳥島近海
大きさ階級  //
強さ階級   猛烈な
移動     北 ゆっくり
中心気圧   920 hPa
最大風速   55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 75 m/s

出典元:ウェザーニュース

台風16号は北上を続け、9月28日(火)は沖縄地方は大しけに、更に9月30日(木)~10月1日(金)頃は四国や本州も警戒級の高波が予想されます。

こちらの記事では非常に強い勢力が見込まれる台16号について「台風16号(ミンドゥル)2021最新進路予想!米軍・気象庁や windyの情報と関東や各地の上陸時期はいつ?」と題し以下の情報をお届けいたします。

  • 台風16号の名前
  • 台風16号の米軍(JTWC)の最新進路予想
  • 台風16号の気象庁の最新情報
  • 台風16号のWindyの最新進路予想
  • 台風16号の勢力(風や雨の強さ)はどれくらい?
  • 台風16号 関東や日本各地の上陸時期はいつ

 

それでは、ここから詳しい情報をなるべく分かりやすく説明します!

なお自分で最新の情報を確認したい場合は、以下のサイトから見ることができます!
詳しい見方などについて下で解説してまいりますので、わかりにくい場合は下にお進みください!

台風の最新情報を提供しているサイトリンク

 

 

台風16号(2021)の名前

2021年の台風16号の名前は「ミンドゥル」(MINDULLE)です。

命名した国は「北朝鮮」で、朝鮮語でタンポポを意味するのだそうです。

日本でもなじみ深いとってもかわいいお花の名前が付いた今回の台風16号ですが、中心気圧920 hPaと台風の勢力としては最大の「猛烈な」勢いで、まだまだ成長途中という注意が必要な台風となっているようです。

それでは、台風の今後の動きや予想される進路状況を見ていきましょう


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台風16号(ミンドゥル)の米軍(JTWC)の最新進路予想

米軍合同台風警戒センター(JTWC)は、アメリカのハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関でアメリカ軍のための気象情報機関です。一般の人も簡単にアクセスすることができます。

9月26日(日)時点のJTWCの台風情報を見てみましょう。

台風16号 米軍

出典元:JTWC

画面右上の赤い矢印「STY 20W MINDULLE」と示された箇所にある渦が台風16号ミンドゥル)です。

現時点でも台風の目がしっかりと見えますね。大型の台風だという事が予想されます。

  • 黄色○(24時間以内の発達は考えずらい)
  • オレンジ○(発達しても24時間以上かかる)
  • 赤○(24時間以内に発達します)
  • 赤矢印→(熱帯低気圧・台風)
  • 水色○は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質

 

▼日本時間2021/9/26(日)15:00時点の米軍の台風14号進路予想

台風16号 米軍

出典元:JCWC 

※画像内の数字の見方

画像中央下の「26/0600Z」→ 9月26日の06時(UTC,世界標準時)

UTC(世界標準時)を日本時間にするには、9時間プラスすれば良いので、26/0600Zは9月26日午後3時(15:00)の予報円と見る事ができます!

通常は6時間おきに情報が発表されます。

 

JTWCの赤い円は予報円ではありません。JTWCでは「風速18m/s以上になる可能性がある」範囲を示しています。JTWCは「この台風はここを通ります!」と確実な進路と最大風速を発表しています

【JTWCの図の見方】

  • 黒い丸●:台風の現在位置
  • ピンク色の:今後の進路が予想されてる台風の中心点
  • 赤い点線の範囲:「これから風速18m/s以上になる可能性がある」

KTSはノットを表しています。

・1KTS(ノット) = 0.5144m/s(秒速)
・1KTS(ノット) = 1.852km/h(時速)

 

米軍(JTWC)の台風進路予想を読み解き方

猛烈な台風16号は、北西から徐々に北、北東に進路を変えながら進むと予想されています。10月1日(金)午前3時時点では伊豆諸島近海まで進み、関東地方などが風速18メートル以上の強風域に入ると思われます。中心付近の風速は、9月28日(火)午前3時時点で約57メートル、29日(水)午前3時時点で約62メートル、30日(木)午前3時時点で約59メートル、10月1日(金)午前3時時点で約51メートル、10月2日(土)午前3時時点で約41メートルと予測しています。

 

※台風の強さに関しましては、以下の表を参考にしています!
気象庁の階級 最大風速(10分平均) 国際分類 クラス(階級)
ノット (knots) 秒速 (m/s) 時速 (km/h)
低圧部 中心が明確ではない Low Pressure Area
熱帯低気圧 – 33 – 17 – 62 Tropical Depression (TD) 2
台風 34 – 47 18 – 24 63 – 88 Tropical Storm (TS) 3
48 – 63 25 – 32 89 – 118 Severe Tropical Storm (STS) 4
強い台風 64 – 84 33 – 43 119 – 156 Typhoon (TY) or Hurricane 5
非常に強い台風 85 – 104 44 – 53 157 – 192
猛烈な台風 105 – 54 – 193 –

引用元:http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/unit.html.ja


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台風16号(ミンドゥル)の気象庁の最新情報

台風16号気象庁の予想経路図(2021年9月27日午前9時時点)

台風16号 気象庁

出典元:気象庁

【天気図の見方】

  • 赤い印:25/s以上の暴風域
  • 黄色い印:15/s以上の強風域
  • 赤で囲った範囲:暴風警戒域
  • 白点線枠:予報円(台風の中心が入る確率70%)

2021年09月27日09時50分 気象庁発表気象庁による見解

 台風第16号は、猛烈な台風から非常に強い台風に変わり、沖の鳥島近海をゆっくりした速さで北へ進んでいます。

非常に強い台風第16号は、27日9時には沖の鳥島近海の北緯19度35分、東経136度40分にあって、ゆっくりした速さで北へ進んでいます。
中心の気圧は935ヘクトパスカル中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで中心から半径150キロ以内では
風速25メートル以上の暴風となっています。
また、中心の東側560キロ以内と西側280キロ以内では
風速15メートル以上の強い風が吹いています。

台風の中心は、24時間後の28日9時には沖の鳥島近海の北緯20度35分、東経136度00分を中心とする半径65キロの円内に達し、猛烈な台風になる見込みです。
中心の気圧は920ヘクトパスカル中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルが予想されます。
予報円の中心から半径210キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
48時間後の29日9時には日本の南の北緯23度00分、東経135度00分を中心とする半径110キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は910ヘクトパスカル中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルが予想されます。
予報円の中心から半径280キロ以内では
風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
72時間後の30日9時には日本の南の北緯26度35分、東経135度50分を中心とする半径185キロの円内に達する見込みです。
中心の気圧は915ヘクトパスカル中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は75メートルが予想されます。
予報円の中心から半径350キロ以内では風速25メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
なお、台風の中心が予報円に入る確率は70%です。

今後の台風情報にご注意下さい。

出典元:気象庁


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台風16号(ミンドゥル)のWindyの最新進路予想

Windyの観測情報も見ていきましょう。

windyはチェコの気象機関会社です。風だけでなく雨や気温、波などの情報も見ることができ、パイロットや政府機関にもよく利用されているサイトで、風の動きを視覚的に捉えられるので専門家でなくても見ているだけで面白いですよ。

※画面は拡大縮小できます。時間も画面左下のをタップで進めていくことができますので、見やすい状態にして見てください(^^)

スクロールすると好きな場所を確認することができます。更に、右上の「風」をタップ→風速をタップすると、台風の現在地や風の流れが視覚的に捉えられます。

横軸のkt(ノット)とは風速を表しています。
・1KT(ノット) = 0.5144m/s(秒速)
・1KT(ノット) = 1.852km/h(時速)
色が濃くなるにつれ風速も強いという事が分かります。

▼読み解き方

台風の中心近くは濃い紫色となっていてかなり強い雨風が予想されます。

ゆっくりしたスピードで北へ進み、30日(水)~2日(土)にかけて、四国や中国地方、関東に猛烈な雨量が予想されます。

10月1日(金)にかなり強い勢力で千葉県に接近しかすめるように進んでいく予報です。

 

今後の予報も注意して観察していきましょう。


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台風16号(ミンドゥル)の勢力(風や雨の強さ)はどれくらい?

台風16号(ミンドゥル)の勢力は、台風の勢力としては27日9時に最高ランク「猛烈な」台風から、「非常に強い台風」に変わりました。

しかし、今後28日頃には「猛烈な」台風に再発達する予想です

▼台風16号 9月27日(月)9時

大きさ 大型の台風
中心位置 沖ノ鳥島近海
強さ 非常に強い
中心気圧 935hpa
中心付近の最大風速 50m/s
最大瞬間風速 70m/s
移動・動き 北 ゆっくり
15m/s以上の強風域 東に650㎞
西に440㎞
25m/s以上の暴風域 全域で150㎞

台風の大きさは、大型の台風(風速15m以上の半径が500km以上~800km未満)へと成長しており、広い範囲での影響が予想されます。

27日9時時点で一旦勢力を弱め「非常に強い台風」となりましたが、28日には再び「猛烈な」勢力へと成長する予報です。

活発な雨雲が大きく広がる見込みとなっており、更に台風に向かって吹き込む風が局地的な前線を形成し中心から離れていても雨雲が発達する恐れがありますので十分な注意が必要です。

非常に激しい雨が降ることによる道路の冠水や、土砂災害、河川の増水の危険性も高まります広い暴風域を伴っていることも予想されますのでこまめな情報の確認が必要ですね。


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台風16号関東や日本各地の上陸時期はいつ?

各国の台風16号の予想進路を見ていきますと、27日現在沖ノ鳥島近海を北上しており、今後次第に進路を北東に変え、10月1日(金)ごろに、伊豆諸島近海にかなり接近すると予想されます。

高波や暴風に警戒が必要です。

現時点では、台風が予報円の中心付近を進んだ場合、関東からは少し離れて通過するとみられていますが、進路の予想にはまだ幅がありますので上陸の可能性はゼロとは言えません

最新の台風情報をこまめに確認して、今後の情報にも注意し今のうちに日頃の備えを確認するようにしましょう。

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台風16号(ミンドゥル)2021の最新進路予想まとめ

「台風16号(ミンドゥル)2021最新進路予想!米軍・気象庁や windyの情報と関東や各地の上陸時期はいつ?」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

  • 台風16号の名前
  • 台風16号の米軍(JTWC)の最新進路予想
  • 台風16号の気象庁の最新情報
  • 台風16号のWindyの最新進路予想
  • 台風16号の勢力(風や雨の強さ)はどれくらい?
  • 台風16号 関東や日本各地の上陸時期はいつ

 

についてご紹介いたしました。

記憶に新しい2019年の台風19号では、防波堤が破壊されたり、ゴルフ場の鉄柱が倒壊するなど甚大な被害をもたらしました。

今回の台風16号は、当時の台風19号に似た進路やタイプだという事です。

台風は非常に強い風雨により物的・人的な被害を及ぼす可能性があります。
まだ接近まで時間があるからと油断せず、十分に気をつけた行動を心がけてください。

海や河川の近くに出かけて様子を見るといった行為は大変危険です。
不要不急の外出は避け、雨戸を閉めたり、養生テープを使ったガラスの補強で身を守るようにしましょう。

雨が続く時は、

  • 土砂崩れ
  • 河川の氾濫
  • 高潮や高波
  • 地盤の緩み
  • 強風や雷による停電

といった、二次災害にも備えておくようにしましょう。

  • 事前の把握
  • 周囲への周囲への呼びかけ
  • 万が一の備え

が命を左右することに繋がります!

水道や電気、ガスなどのライフラインが絶たれることに備え、防災グッズはしっかり点検・準備しておきましょう。

こちらの記事ががあなたの命を守るための情報として参考になってくれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

どうぞ安全にお過ごしください。


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