足のむくみの原因は靴選びにあった!浮腫まないパンプスや靴の選び方
2022/03/29
デスクワーク・サービス業・長時間の立ち仕事など、職業を問わず女性の多くが悩まされている「足のむくみ」!
そのむくみの主たる原因が「靴選び」にあることをご存じでしょうか。
むくみがひどくなると痛みが出たり、足がパンパンになってしまいヒールや靴が履けなくなってしまいとてもつらいですよね。
そこで今回は「足のむくみの原因は靴選びにあった!浮腫まないパンプスや靴の選び方」と題し、むくみ対策として大切な浮腫まないパンプスや靴の選び方のポイントをご紹介いたします。
▼こちらの内容をまとめています。
- ヒールや靴がむくみできつくなる原因
・立ち仕事やデスクワークによるむくみ
・高いヒールによるむくみ
・ぺたんこ靴やローファーでも足がむくむ? - 浮腫まないパンプスや靴の選び方
パンプスや靴えらびのポイントをおさえることで、足のむくみ解消対策につながりますよ。一つ一つ解説してまいりますので、最後までお読みいただき参考にしていただけると光栄です。
目次
ヒールや靴がむくみできつくなるのはなぜ?
足のむくみの主な原因は「血液循環の低下」=「ふくらはぎのポンプ機能」の低下にあります。
足は体の下側にあるので、重力にはどうしても逆らえず、余分な水分や老廃物が溜まりやすいんです。
ふくらはぎの筋肉は、足首の曲げ伸ばしによって伸びたり縮んだりします。
つまり歩くことで足首の曲げ伸ばしをし、血液を送り出しているのです。
ところが、様々な理由からこのポンプ機能が低下し、下半身に落ちてきた余分な水分や老廃物を上半身に押し返すことができなくなるため、「むくみ」となってしまうのです。
それでは、「むくみ」につながる「ふくらはぎのポンプ機能の低下」の原因を一つ一つ詳しく見ていきましょう。
立ち仕事やデスクワークによるむくみ
【立ち仕事でむくみが起こる原因2つ】
- 立ち仕事などで長時間同じ姿勢を保っていると、ふくらはぎの筋肉が動かなくなり、心臓にうまく血液を戻せず、足に血液が停滞してしまい、むくみの原因となります。
- 更に合わない靴を履くことによって、足に余計な力が入って筋肉に負担がかかり、こわばって血行を悪くしてしまいむくみを招く。
【デスクワークでむくみが起こる原因】
- 座り仕事中はふくらはぎの筋肉が使われないので、ポンプ作用による血流が起きず浮腫む
- お尻や太ももの圧迫で血液の循環がうまくできていない
- 座りっぱなしの姿勢で脚の付け根のリンパが圧迫されリンパの流れが滞り体内の余分な液体や老廃物が溜まってしまう
高いヒールによるむくみ
ヒールの高い靴は足首が曲がりにくくなるため、ふくらはぎの筋肉が縮みっぱなしでほとんど動きません。
ふくらはぎの筋肉が緊張状態でいることで血流やリンパの流れが悪くなり、重力も手伝ってリンパ液や組織液が溜まってしまい脚がむくんでしまいます。
ぺたんこ靴やローファーでも足がむくむ?
ローファーなど、ヒールのないぺたんこ靴でも足がむくみ、足太りの原因となることがあります。
ぺたんこ靴は重心がかかと部分にいきやすく、ふくらはぎの筋肉を使わずにかかとだけでペタペタと歩いてしまいやすくなります。
ふくらはぎの筋肉を使わないことで、「ポンプ機能の低下」に繋がりむくみの原因となります。
【ペタンコ靴はかえって疲れてむくみやすい!?】
「フラットシューズ はラク」と良く耳にします。
しかし #ペタンコ靴 はヒールの高さがないので、身体の重心がカカト側に乗っている状態。
足の爪先に荷重がのらず、ふくらはぎのポンプが使えません。
足裏が疲れて #むくみ、脚が太くなりやすい靴。 pic.twitter.com/lyqkwrkgzD— 関谷絢子 足の痛みと靴の悩みを解決!札幌 シューメイク絢子 (@ayakosekiya) May 17, 2019
また、ペタンコ靴は地面との接地面が広いので、足裏に負担がかかりやすく足の裏の歪み「偏平足」の原因に!
偏平足になると、リンパの流れが悪くなりむくみやすくなりますよ。
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浮腫まないパンプス・靴選びのポイント
サイズがあわずきつめの靴は、足を締め付け血管やリンパを圧迫するため、むくみの原因に!
逆に大きすぎる靴を履くと、靴の中で足がすべって、指に力が入ってしまいます。
足は緊張した状態が続くと、疲れやすくなったり、むくんだりします。
足のむくみ対策を考える上で靴選びは重要なんですよ。
足のむくみを予防する浮腫まないパンプス・靴選びのポイントをご紹介します。
自分の足にあった靴を選ぶ
自分の足にあった靴を選ぶ際、意識したいポイントは「つま先」「横幅」「甲の周り」「土踏まず」「かかと」の5点です。
▼試着の際のチェックポイント
- 一番長い足の指からかかとまでの長さに+1cmを足した数値が自分の正しい足のサイズ目安
- 土踏まずにフィット感があること(自分の足のアーチと合っているか確認)
- つま先が5~10mmほど余裕があるサイズや形を選ぶ
- 横幅は、親指と小指を足の指先が靴に当たらないことを確認する
- 土ふまずやかかとが靴底から浮いてしまうのはNG
靴を選ぶ時はなるべくならしっかり試着して、ポイントをしっかりチェックしましょう。
用途に合わせて選ぶ|浮腫まないパンプス・靴選び
「靴・ヒール」と一口に言っても従事する仕事や現場によって、適する靴には違いがあります。
どういった用途で履くかでパンプスや靴を選ぶのも1つの方法です。
動き回る方は【靴】
病棟や施設でアクティブに動き回ることが多い看護師や介護従事者の方や、工場施設等で動き回る作業が多い方には滑りにくく、動きやすい安定感ばっちりの「ランニングシューズ・スニーカー」タイプの「靴」がおすすめです。
▼安全性・快適性に優れ、脱ぎ履き便利なベルトタイプ
スポーツブランドが医療従事者向けに作ったシューズは、あらゆる面で高機能なのでイチオシです。
▼おしゃれで美脚も目指せるスニーカータイプ
通気性と蒸れにも対応、本格的なエアークッションで歩く際の衝撃を吸収、人間工学のデザインで歩行補助&むくみ対応
立ち仕事でも浮腫まない【パンプス】
オフィスワークや接客業などの女性は、パンプスでの立ち仕事を余儀なくされている人も少なくありませんよね。
ピタッと自然に足にフィットし、かかとをしっかりホールドして足を前に滑りにくくし、土ふまずやかかとが靴底から浮いてしまわないパンプスを選びましょう。
▼むくみ解消・美脚で話題の整体パンプス
整体師監修の、履いて歩くだけで土踏まずをサポートし美姿勢・足腰ケアをしてくれる「整体パンプス」!滑りにくく、むくみを防ぐデザイン性もバッチリのパンプスです。
▼ストラップ付・ヒール高ながらヒールに慣れていない人でも履きやすい安定感のあるパンプス
クッション性を持たせたインソールと、かかと部分の衝撃を緩衝するデザイン、かかとのホールド感を向上させてくれるストラップ付で約6センチのヒール高でも楽々!むくみ対応にもバッチリ。
脱ぎ履き重視には【サンダル・スリッポン】
例えば看護師さんなど、患者さんのトランスや体位変換などで靴の脱ぎ履きが頻繁ならサンダル・スリッポンタイプが便利です。
▼つま先が上がった船底ソールで理想的な歩行をサポート
かかとのバックバンドは、中にしまって履くことも可能な2WAYタイプ。つま先とかかとが上向きに沿っている船底ソールで、歩くときの体重移動と姿勢をサポートしむくみにくいのが魅力。
▼オフィスサンダルとしてもピッタリ!幅狭さんや指長さん必見、美脚見せできるスリムなナースサンダル
足指がサンダルから出てしまう幅狭さんや指長さんにもおススメの細め設計のオープントゥサンダル。ヒール高5センチで美脚効果も。
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足のむくみの原因は靴選びにあった!浮腫まないパンプスや靴の選び方まとめ
「足のむくみの原因は靴選びにあった!浮腫まないパンプスや靴の選び方」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
むくみの原因は主に血液循環の低下です。
血液循環が悪くなる原因は、座りっぱなしや立ちっぱなしなど長時間同じ姿勢でいること!
重力によって足に溜まりやすい血液やリンパ液、組織液をふくらはぎの筋肉によってポンプの様に送り出すことでむくみを防ぐことができるのですが、靴選びが「むくみ」の原因となることも……。
浮腫まないパンプスや靴の選びのポイントは、土踏まずをキープし、甲やかかと足首などを圧迫せず、ふくらはぎのポンプ機能を阻害しないことです。
足のむくみ対策を考える上で靴選びは重要ですので、妥協せずしっかり選んでいきましょうね。
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