ワセリンだけ肌断食の失敗しないやり方！量や塗り方とおすすめ商品も紹介
2021/09/01
ワセリンだけでスキンケア「肌断食」という美容方法をご存じでしょうか？乾燥肌・敏感肌・ニキビ肌・脂性肌・毛穴の悩み等、多くの肌のお悩みに効果が期待できると話題の美容方法ですよ。
ワセリンだけというシンプルさが魅力の美容方法ですので、塗り方やワセリンの量は大切なポイントとなります。
▼こちらの内容をまとめています
- 肌断食とは？
- ワセリンだけ肌断食の失敗しないやり方
- ワセリンの量や塗り方
- ワセリンだけ肌断食におすすめアイテム
- ワセリンの落とし方
目次
ワセリンだけ【肌断食】とは？
ワセリンだけ「肌断食」とは
- 「化粧水」「乳液」「美容液」を一切使わない
- 洗顔は34℃以下の「ぬるま水」で行う/クレンジングはNG
- 乾燥には純度の高い白色ワセリンをつける
- ファンデーションをつけない
- アイテムさえ選べばマスカラやチーク、リップなどのメイクも可能
美しい肌を手に入れるため、高価な美容液や化粧水などを塗り重ねていくというこれまでの美容方法と異なり、「肌断食」はなるべく肌に何も塗らず負担をかけずに肌本来のバリア機能や自ら再生する力を取り戻していこうと考える引き算の美容方法です。
アンチエイジング（シミ・しわ・たるみなど老化の予防と治療）治療専門の美容形成外科医「宇津木龍一（うつぎりゅういち）」医師が提唱する美容法なので、「宇津木式スキンケア」などと呼ばれていますね。
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ワセリンだけ肌断食の失敗しないやり方
▼肌断食では、下記の3つのポイントを抑えることが大切です。
- つけない
- こすらない
- 洗いすぎない
肌断食に化粧水・乳液・美容液・クレンジングは必要ありません。つけてOKなのは、基本的に白色ワセリンだけです。
しかし、いままでいろんな基礎化粧品などに頼ってきた下地があると、突然あれもダメ・これもダメと削っていくことに大きな不安があると思います。
そんな時はまず優先順位を守って徐々に化粧品を減らしていきましょう。
一番最初にやめることは「クレンジング洗顔」です。
クレンジング剤に含まれる以下の成分がお肌には負担となってしまいます。
▼肌に負担となるクレンジングに使われる3つの成分
- 界面活性剤
- オイル成分
- 添加物
水と油を混ぜる働きをする界面活性剤は洗浄力が高く、更にオイル成分は脱脂力が高いためしっかりとメイクを落とすために必要成分として使用されるのですが、肌に大切な皮質まで落としてしまうんです。特に乾燥肌・敏感肌の方は症状を悪化させてしまう原因ともなります。
クレンジングに含まれる添加物はさほど多くはないのですが、合成香料・合成着色料・防腐剤・エタノール添加物等は肌に負担を与えます。特にエタノールは肌の乾燥を招き、毛穴を目立ちやすくする原因となりますので避けましょう。
上記の理由からもわかる通り、クレンジングは肌に一番負担がかかるのでまずこちらをやめることから始めましょう。
加えて、使用している基礎化粧品を一つずつやめていきましょう。
クリームを少量のワセリンに置き換えることから始め、様子を見ながら美容液→乳液→化粧水の順にやめていきましょう。最終的に洗顔後に使用していいのは、乾燥が気になる時だけ白色ワセリンを少量使用するだけです。
不安がある方は、「週末だけ」などお仕事や学校がない日限定で始めていくというやり方だと心理的な負担が少なくなりますのでおすすめです。
※水で落ちる・石鹸で落ちる化粧品や無添加せっけんなど肌断食におすすめのアイテムは後程「ワセリンだけ肌断食におすすめアイテム」の項目でご紹介いたします。
ワセリンの量と塗り方
ワセリンはどれくらいの量をどう塗っていけばいいのでしょうか。
ワセリンの量：米粒1個分
塗り方：洗顔後優しく水滴を拭き取り、手の平に米粒1分ほどを取り体温で少し温めるようにします。両手をすり合わせるように手のひらに良く伸ばします。乾燥が気になるところを中心に、顔に押し当てるように優しく塗ります。決してこすってはいけません。
ワセリンは米粒1個分の量で顔全体が塗れるほどとっても伸びが良いんですよ。塗りすぎるとべたついたり、肌に負担がかかったり、落とすときに肌に負担をかける原因にもなりますので少量でだいじょうぶです。
塗るタイミング：洗顔後すぐ
※参考記事(https://news.yahoo.co.jp/byline/horimukaikenta/20200608-00182230)
おすすめはチューブタイプの白色ワセリンとプッシュタイプの白色ワセリンです。共に少量ずつ出しやすくて使いやすく、初めての方に特におすすめです。
洗顔は水だけ
肌断食では洗顔方法も大切です。クレンジングを今すぐやめて「ぬるま水」での洗顔を心掛けましょう。
高い温度のほうが皮脂を落としやすいのですが、熱いお湯は肌の油分が飛んで乾燥につながります。対して冷たいと毛穴がしまって汚れが落ちにくくなり不完全な洗浄となってしまいます。
体温より多少低い温度のぬるま水にすることで、自然と毛穴が開き毛穴の奥の汚れも落ちやすくなりますよ。
本来必要な皮脂や潤いは残したまま、余分な汚れだけを落とすことが可能となりますので肌が皮膚本来の持つバリア機能を取り戻し、更に保湿機能・回復機能を取り戻すことで自らの力で潤うようになってきます。
【水だけ洗顔のやり方】
- 手でぬるま水をすくい、その中に顔を漬ける。（おけに張った水の中に、顔を入れるイメージ）。
- 手のひら全体を顔に触れたまま、手のひらをやや強めに押し付け、力を抜くをリピート。（こすらないこと）
- 顔の横や、髪の生え際も丁寧に洗う。
水を顔にかけるというのではなく、押し付ける様な感覚です。
ワセリンの落とし方：油分（ファンデーション）の落とし方
前の晩に塗ったワセリンが気になる方や、お化粧をしたときの落とし方をご紹介いたします。
ワセリンや脂分を含んだファンデーションは※純石鹼を使用して洗顔し落としていきましょう。
※純石鹸とは天然由来成分でできており、肌への刺激が少ないんです。100％無添加で無添加石鹸よりもより刺激性のある添加物を含んでいません。
水だけまたは純石鹼で落とせることが大切ですので、使用する化粧品は純石鹸で落ちるタイプのものを使用する事も大切ですね。
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ワセリンだけ肌断食におすすめアイテム
ワセリンだけ肌断食におすすめの市販されているアイテムをご紹介いたします。前述した通り、ワセリン以外ほとんどの化粧品を使用しないことが理想ではありますが、肌に負担の少ないタイプを選ぶことで、化粧品を使用する事もできますよ。是非参考になさってください。
アイテム選びのポイントは以下の通りです。
- 界面活性剤を使用していないもの
- 純石鹸で落とせるもの
- 紫外線吸収剤が入っていなしもの
- ワセリンベース
- パウダータイプ
では具体的なおすすめ商品をご紹介していきましょう。
ワセリン（白色ワセリン）
肌断食に使用するワセリンは純度の高い「白色ワセリン」がおすすめです。
使いやすくお試しから始めたいという方にはチューブタイプで、市販されているワセリンの中で最も純度の高い白色ワセリン「サンホワイト」がおすすめです。
【サンホワイト】
▼おすすめポイント
純度が高くより安心して使えます。更に、チューブタイプなので少量ずつを取り出しやすく、手のひらの熱で溶けやすいのでさっと塗れるという点も おすすめポイントです。これなら洗顔後直ぐにぬれますね。
プッシュ式で中身が外部の空気と触れる心配がなく汚染しにくいより衛生的なワセリンはこちらです。
【サンホワイトシルキー】
▼おすすめポイント
白色ワセリンで純度が高く安全で、特殊な製法によりべたつきを抑えていて使用しやすい。プッシュ式容器の為外部の空気に触れることがなく雑菌の繁殖も防ぎ衛生的なワセリンです
私は肌断食以外にもワセリンを活用しているので、白色ワセリンお徳用の500グラム入りを買って小分けにして使用しています。
純石鹸
純石鹸は敏感肌やアトピーなど肌の弱い方にも肌への刺激が起こりにくくとてもおすすめのジャンルの石鹸です。
【はるほのか お茶石けん】
▼おすすめポイント
保湿力が高くて、肌への負担をかけることなく不要な汚れを吸着し、しっとりとしたお肌に導きます。開発者が自らの肌トラブル改善のために開発した石鹸の効果が口コミで広がり製品化された商品です。「肌に透明感が出る」「潤いがすごい」と口コミも好評果の多い石鹸です。
【シャボン玉 純植物性シャボン玉】
▼おすすめポイント
なんといってもリーズナブル!
子供にも安心して使用できます。洗い上りがさっぱりしていて、天然保湿成分が潤いを与えてくれるのでしっとりとしたお肌を実現。肌荒れが減ったという口コミが多く。リピーターが続出の石鹸です。とってもリーズナブルですので、ご家族で全身使えておすすめです。
【ミヨシ石鹸無添加せっけん 泡のボディソープ】
▼おすすめポイント
ボディーソープながら、刺激が少ないので洗顔にもおススメです。
固形の純石鹸とは違い、泡で出て来てくれるので泡立てる手間がないのも魅力です。とても安心できる製品で、赤ちゃんのお肌にもぴったりです。ワンタッチでやわらかい泡で優しく洗ってくれるので、忙しい朝の洗顔でも大活躍ですね。
化粧下地：日焼け止め
紫外線吸収剤・界面活性剤不使用で石鹸で落とすことができる肌に優しい日焼け止めを厳選して3つご紹介いたします。化粧下地としてもご使用いただけますよ。
第1位 ノブ UVシールドEX
▼おすすめポイント
界面活性剤・紫外線吸収剤不使用（フリー）ながらSPF50+/PA++++で日焼け止め効果が高い！ウォータープールなのに石鹸で落とせせる。白浮きもなく敏感な肌にも低刺激。
第2位 ユースキンS UVミルク
▼おすすめポイント
界面活性剤・紫外線吸収剤不使用（フリー）。石鹸で落とせる。SPF15//PA++。幼い子供でも安心して使用できるほどの低刺激ですので、子供と一緒に使用する事ができます。シソの葉エキスの保湿で優しく保湿してくれるので洗顔後もしっとり潤います。
第3位 キュレル UVローション
▼おすすめポイント
界面活性剤・紫外線吸収剤不使用（フリー）。石鹸で落とせる。SPF50+/PA+++。赤ちゃんでも使える低刺激ですが日焼け止め効果が高いのが魅力です。
パウダータイプのファンデーション
石けんで落とせるパウダータイプのファンデーションをおすすめとしてご紹介いたします。不安がある方はトライアルセットをお試しいただいてからという方法もいいですね。
【ETVOSエトヴォス】
【ETVOSトライアルセット】
▼おすすめポイント
陶器肌に仕上げてくれるミネラルファンデーションです。SPF30/PA++空気感が魅力で伸びの良いパウダーは肌上で上品なセミマット肌を演出。パウダーが保湿コーティングされており、肌を乾燥から守ります。石鹸オフできます。
【レイチェルワイン ミネラルファンデーション】
【レイチェルワイン ミネラルファンデーション トライアルセット】
▼おすすめポイント
毛穴などお肌の悩みをしっかりとカバーしてくれるパウダーファンデーションです。SPF27/PA+++。崩れにくくキープ力がありながら石鹸で落とすことができますよ。トライアルセットにはファンデーション2色+アクセントフェイスパウダー+通常購入ですと4200円もするブラシまでついてきてとってもお得です。
日傘・帽子
なるべくなら日焼け止めやファンデーションを控えたいのが肌断食です。とはいえ日焼け対策は大切ですので、UV対策がしっかりできる日傘や帽子は必須アイテムと言えます。
【Macoca）100％完全遮光日傘 晴雨兼用】
【帽子 コード付きダウンハット UVカット】
アイメイク・リップ
【アイシャドウ｜ETVOS ミネラルクラッシィシャドー】
▼おすすめポイント
発色の良い使いやすい4つのカラーが均等に配置されているパレットが7種。石鹸で落とすことができ、潤い・肌への優しさを兼ね備えたアイシャドウです。
【オンリーミネラル ミネラルピグメント】
マルチカラーで、目元・頬・唇にマルチに使えるミネラル100％のカラーパウダーです。これ一つでメイク直しにもぴったり。
【ETVOS ミネラルシアールージュ】
天然ミネラルと色素でできたリップで、クレンジングなしで石鹸で落とすことができます。シリコン・鉱物油・界面活性剤・タルク・合成香料・防腐剤・ナノ粒子・タール系色素不使用のやさしいリップです。しっかりとした発色・艶も魅力です。
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ワセリンだけ肌断食の失敗しないやり方まとめ
「ワセリンだけ肌断食の失敗しないやり方！量や塗り方とおすすめ商品も紹介」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。
水だけ洗顔と肌になるべく何も塗らずに過ごすことで肌本来が持つ再生能力や保護能力を最大限に引き出し、美しい肌・健康肌へと導く肌断食は、乾燥が気になる時だけ、純度の高い白色ワセリンを少量を優しくのせるだけという美容方法です。
化粧品を使用しないことに不安が残る方は、週末だけ・長期休暇中だけなど少しずつ進めてもOKですよ。ゆっくり様子を見ながら始めていきましょう。即効力というよりは、徐々にお肌を健康に整えていく美容方法ですので、優しくお肌をいたわりながら取り組んでいきましょうね。
皆様のお肌の悩みにこちらの記事がお役立ちいただけると光栄です。
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