洗濯物の白い粉や汚れの取り方!取れない原因と対処法解説|液体洗剤残りの落とし方も紹介
2023/05/16
せっかく洗濯したはずなのに、服に白い粉や汚れが……。こんな経験ありませんか?
今回は「洗濯物の白い粉や汚れの取り方!取れない原因と対処法解説|液体洗剤残りの落とし方も紹介」と題し、洗濯物につく白い汚れに注目!
▼ 洗濯物の白い粉や汚れについて
- 原因
- 取り方
- 予防法
を詳しくわかりやすく解説いたします。
「液体洗剤なのに白い粉が付いてしまうのはなぜ?」というようなお悩みにもお答えしていきますので、ぜひ最後までご一読ください。
目次
洗濯物の白い粉や汚れの原因
最初に、洗濯物についてしまった白い粉や汚れの原因を明らかにしていきましょう。 原因によって対処方法や取り方が異なりますので、しっかり正体をチエックしておく事が大切ですよ。
白いシミや粉は石鹸カス(洗剤残り)
洗濯後の衣類に残る白いシミや粉の正体は、大部分が石鹸カス(洗剤残り)です。
▼見分け方のポイント!
洗濯物が乾いた状態で、はたいても落ちないようなら、洗剤残りだと考えられます。
▼【石鹸残り(石けんカス)が衣類についてしまう主な原因】
②洗たく物の量が多すぎる。
③すすぎ回数が少ない、または洗濯時の水量が少ない。
④洗濯槽が汚れている
①【洗濯物の白いカスや粉の原因で1番多いのは、石けん・柔軟剤の入れすぎです。】
汚れがより落ちるように、より柔らかくと、ついつい洗剤や柔軟剤を多く入れてしまいたくなる気持ちもわかるのですが、おすすめできません。
洗剤の量は、洗濯物や使用する水の量に合わせて規定量が決まっています。
入れすぎると、溶け残りが発生し、白いカスや粉となって衣類に付着してしまうんです。
②③【洗剤をしっかり量って入れているのに白い粉が付くという人は、「洗濯の際の水の量・すすぎの回数が足りていない」ことと、「洗たく物の量が多すぎる。」ことが考えられます。】
水道代の節約のため、自分で水量を調節したり節水モードを利用したりしている場合、洗剤や柔軟剤を溶かすのに必要な水量に足りていない可能性があるので要注意。
更に、節水を意識して「すすぎ1回」としている場合も注意が必要です。「すすぎ1回」の設定が推奨されるのは「すすぎ1回でOK」という旨の記載がある洗剤だけです。
洗剤の記載事項をしっかりとチェックして、洗濯機の設定と照らし合わせてみてください。※一般的な洗濯機は、「すすぎ2回」が初期設定になっています
また、洗濯物を洗濯機にぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、水と洗剤が混ざって溶け合うスペースが無くなってしまいます。
洗濯物の量は、規定量の80%程度を目安にしましょう。
③洗剤類や水、洗濯機の使用方法に問題がないなら、洗濯槽の汚れの可能性があります。
洗濯槽の内側に石けんカスが残っていると衣類に再付着する可能性があります。
洗濯機の中をのぞいても特に汚れ等が見当たらないという場合も、実は洗濯槽の裏側には洗濯カスや衣類の汚れなどがたまってしまっていることがありますよ。
洗濯槽・洗剤類の投入口が汚れていないかも、チェックしてみましょう。
液体洗剤でも洗剤残りはある
洗剤残りは粉石けん、液体石けんなど石けんの種類を問わず発生します。
洗剤の種類によって「1杯」の量は異なります。お使いの洗濯機の取扱説明書に記載の「洗剤・漂白剤・柔軟剤量」の表を参考に投入してください。
糸くずのような白いゴミは繊維
細かい糸くずのようなゴミは、他の洋服の繊維が付いてしまっている可能性があります。
▼見分け方のポイント!
洗濯物が乾いた状態で、はたいて白い汚れが落ちるようなら、糸の繊維である可能性が高い!
新品のタオルやパイル地の衣服と洗った時は特につきやすいです。
また、埃取りネットが詰まっていたり、掃除していない状態であれば、埃が洗濯機の中を漂うことになり、ネットに吸着されずに洗濯物に付着してしまいます。
洗濯後久しぶりに出した洋服に付着したものは白カビ
洗濯後にしまっておいて、久しぶりに出した衣類についている取れない白い汚れは白カビだと考えられます
クローゼットなど通気性の悪い場所や、頻繁に掃除をしない場所に長い間衣類を保管しておくと、衣類に白いカビが発生してしまうことがあります。
クローゼットや押し入れも湿気の「隠れた住みか」となり、洗濯時に残ってしまった洗剤カスや、洗い残された皮脂などを餌にしてカビが繁殖する場合もあるので気を付けましょう。
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【取れない原因別】洗濯物の白い粉や汚れの取り方
洗濯物の白い粉や汚れを取る方法を原因別にご紹介します。
衣類を傷つけないよう丁寧に行い、慌てずに対処してみてください。
石鹸カス・洗剤残りが原因の場合
石鹸カス・洗剤残りが原因の場合2つの方法で対処することができます。
方法1|ブラシや粘着テープで取る
洗濯物についた白いカスや粉が少ない場合は、衣類専用ブラシや粘着テープでとるのがおすすめです。
生地を傷めないよう、衣類専用ブラシを使って繊維に沿ってなでると取れやすくなります。
ブラシは生地に合っていないと毛羽立ちの原因になるので、衣類専用のものを使うのが安心! 花粉を払ったり、繊維の目を整え、毛玉を防止する効果もあるので普段から用意しておくと便利ですよ。
▼柔らかい馬毛のおかげでデリケートなニット生地も傷まない洋服ブラシ
方法2|クエン酸で対処
ブラシやテープで取れない場合は、繊維の中にまでカスが潜り込んでこびりついてしまっている可能性があります。
無理にブラシでこすると洋服を傷めてしまいますのでクエン酸で優しく落としていきましょう。
- 洗い桶などに水を張り、少量のクエン酸を溶かします。
- 洗剤残りの白い汚れがついている服を、クエン酸を溶かした水にしっかり浸します。
- 数分浸した後、綺麗な水ですすぎ、洗濯機で脱水すれば完了です。
- クエン酸には、黄ばみを防いでくれる効果も期待できます。
水10Lに対して1~2g(小さじ1/3)程度が目安
繊維が原因の場合
繊維が原因の場合も石鹸カス残り同様、衣類用ブラシや粘着テープで取るのがおすすめです。
テープはガムテープなどでも取ることが可能ですが、素材によっては衣類を傷つけることのなるので、衣類専用を用意しておくようにしましょう。
白カビが原因の場合
白カビが原因の場合は、アルコールや酸素系漂白剤で綺麗にできます。
アルコールでの落とし方
用意するもの
- ブラシ
- アルコール
- 布
- ブラシでカビを払い、アルコールを布に染み込ませて、カビが生えている箇所を叩くように拭き取ります。
- 通常どおりの洗濯をして完了。
※注意点※
○アルコールは衣類によっては色落ちの心配もあるので、目立たない場所で色落ちがないか確認してから使用してください。
○使用後の洋服ブラシや刷毛には白カビが着いているので、固く絞った布で水拭きするなど、それぞれの製品の推奨方法で適切に処理してください。
▼おすすめ 【消毒用エタノール】
エタノール (C2H6O) 76.9〜81.4vol%を含有し、消毒用として幅広く使える第3類医薬品です。ドラッグストアなどでも安価で購入でき、汎用性が高いので一家に一本あっても良いでしょう。
酸素系漂白剤での落とし方
用意するもの
- 酸素系漂白剤
- お湯
- バケツや洗面器など
- ゴム手袋
- バケツや洗面器に40℃~60℃くらいのお湯と酸素系漂白剤を表示されている量溶かします。
- カビが生えた服を30分程度つけおきします。
- いつもどおりの洗濯をして完了。
※注意点※
- 必ず換気をしながら作業してください。
- お湯を使用するのでやけどに注意しましょう。
- 漂白剤をお湯に溶かすときは熱い場合には割り箸などを使用して溶かすと安全です。
- 酸素系漂白剤はウールやシルクといったデリケートな素材や色落ちしやすい布製品(草木染めなど)には向いていません。水洗いできない衣類はもちろんですが、自然素材や金属の装飾、金属染料が用いられた衣類にも使用できないので注意が必要です。
漂白剤の使用量は水30Lに対し大さじ1.5~2杯(約15~30g)が目安です。
お薦めは【arau.アラウ. 酸素系漂白剤】
赤ちゃん用の衣類にも安心して使用できると謳った商品で、色柄物への使用も問題ありません。
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洗濯物の白い粉や汚れが「取れない」となる前の対策
ここからは、洗濯物に白い汚れがつかないようにする予防方法をご紹介! 知っておくと役立つこと間違いなしです。
洗濯槽の掃除
定期的に洗濯機クリーナーを使用し、カビなどの汚れを掃除しましょう。
洗濯槽の掃除の目安は、月に1回です。
洗濯機クリーナーには粉タイプと液体タイプがあります。
※クエン酸を使って洗濯槽クリーニングもできますが、機種によってはクエン酸などの酸性クリーナーを推奨していない場合があるため、事前に説明書を確認してください。
洗剤を入れるポケットの汚れやゴミ取りネットに埃が溜まっていないかもみてみましょう。
洗濯物の量
洗濯物の量は、規定量の80%程度を目安にしましょう。
自動計量の場合は設定表示より目もりを1つ上げるのもいいですよ。
特に洗濯ネットを使用する場合は、衣類の動きが制限され部分的なすすぎ不足となることが考えられます。詰め込み過ぎに注意しましょう。
洗剤について
洗剤や柔軟剤は洗濯物の汚れの状態ではなく、総量に合わせて規定量が決まっています。
洗濯機に使用する洗剤と柔軟剤は、メーカーが提示している適量を守り、水の使用量に注意して溶け残りを防ぎましょう。
粉末洗剤を利用している場合には、水温が低いと洗剤が溶け残る可能性があります。あらかじめぬるま湯で溶かしてから入れるようにしてみてくださいね。
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まとめ
「洗濯物の白い粉や汚れの取り方!取れない原因と対処法解説|液体洗剤残りの落とし方も紹介」と題し御紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
洗濯物につく白い粉や汚れの原因
- 洗剤残り
- 水量不足・洗濯物の詰め込み過ぎ
- 洗濯槽の汚れ
- 白カビ
汚れを取る方法
- 衣類専用ブラシや粘着テープでとる
- クエン酸で対処する
- 白カビが原因の場合は、アルコールや酸素系漂白剤で対処
焦らずに洗濯物の白い汚れ原因に合わせた方法で汚れを取ったら、次は予防方法にチャレンジですよ。
洗濯も楽に楽しく!キレイを叶えましょうね。
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