大量の小銭を両替する方法5選!手数料タダの方法や場所があるかも調べてみた

   

コツコツ貯めてきた小銭を両替したいとなったとき、「どこで両替できる?」と疑問に思ったことはありませんか。

また、両替の際の手数料はどれくらいかかるの?ということも気になりますよね。

せっかく地道に貯めてきたた小銭が、両替による手数料で減ってしまうのは悔しいものです。

今回は「大量の小銭を両替する方法5選!手数料タダの方法や場所があるかも調べてみた」と題し、大量の小銭を両替する方法をご紹介します。

手数料タダの方法や場所があるかといったお得な情報も調査し御紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。

 

小銭を両替する方法5選

小銭を両替する方法5選

小銭を両替する方法5選を御紹介します。

まず、最も一般的な銀行や郵便局を利用する方法3選をご紹介し、続いてちょっぴり裏技的な方法2選をご紹介していきます

銀行の窓口や両替機で【両替】

銀行や信用金庫などの窓口で、両替を受け付けてくれています。

以前は無料サービスでしたが、現在は手数料を取っている金融機関がほとんどです。

また、両替機が設置されている店舗では、両替機での両替が可能!

いずれも、手数料が発生してしまうケースがあるので注意が必要です。

例えば、窓口で101枚の硬貨を両替した場合だと、一番安い三菱UFJ銀行 ・みずほ銀行・りそな銀行でも550円、高いところでは825円もの手数料が掛かってしまいます。

各金融機関の両替手数料については「大量の小銭の両替はどこでがおトク?銀行や郵貯の手数料をチェック」の項目 (タップでジャンプ)をご覧ください。

銀行の窓口やATMで【入金】する

ATMには両替の機能がありません。

銀行に口座を保有している場合は、銀行の窓口やATMで自分の口座に小銭を入金し払い戻しをすれば紙幣で引き出すことで、両替することが可能です。

銀行の窓口で硬貨を入金する場合、一定枚数を超えると入金手数料(大量硬貨取扱手数料)がかかることがあります。

 

なお、ゆうちょ銀行のATMを除いてATMからの入金では「硬貨取扱手数料」は発生しません。

ただし、年々硬貨の取り扱いができるATMは減っているのが現状です。

また、ATMで小銭を入金できる時間や入金できる小銭の枚数には制限があるので、事前に確認しておきましょう。

※コンビニや無人店舗のATMでは、硬貨の取り扱いはできません。

郵便局の窓口やATMで入金

「ゆうちょ銀行」の場合、窓口やATMで硬貨を入金し、それから引き出すことで紙幣に替えることができます。

これまでゆうちょ銀行では小銭の両替に手数料がかかりませんでしたが、2022年1月17日より窓口、ATM共に手数料が新設されています。この手数料は「硬貨取扱料金」といい、枚数ごとに手数料が定められています。

ただ、ファミマや駅、大型ショッピングセンターなどに設置されているATMでは硬貨のお取り扱いがないので注意してください!

駅の券売機で両替する

駅の券売機で小銭を両替する方法をご紹介します。

方法①チャージ機能を利用する【一部をチャージする】

例えば、券売機に1010円分投入し、交通系ICに10円分チャージすると、1000円がお釣りとして出てくるという方法です。

ただ、駅の券売機は20枚以上の小銭に対して制限をかけられるようになっているので覚えておきましょう。

方法②チャージ機能を利用する【全て交通系ICにチャージする方法】

この方法は、手元に現金が残るわけではありませんが、大量の小銭をチャージという形で無料で両替できます。

小銭を券売機に投入し、全て交通系ICにチャージしましょう。

交通系ICはいろいろなところで支払いにも利用できるのでおすすめです。

この方法も、駅の券売機は20枚以上の小銭に対して制限をかけられるようになっているので注意してくださいね。

常識の範囲内でのご利用をお願いいたします。

セルフレジで両替する

最近スーパーやコンビニ等に導入されていることが多いセルフレジで小銭をお札に両替する方法です。

この方法はお買い物を伴いますので、両替といえるか心苦しいのですが、小銭をお札に替えられるという意味で便利な方法ですのでご紹介いたします。

セルフレジを利用する際に、会計額より多くの金額を投入すると、お釣りがお札で返ってくるという方法です。

なお、セルフレジでも20枚以上の同一硬貨に対して制限がかけられるようになっているので注意してくださいね。

店舗によっては、小銭の投入枚数を30枚までとしているところもあります。張り紙等で注意喚起を呼び掛けていることがあるのでよく確認しておきましょう。

いずれにしても常識の範囲内でのご利用でお願いします。


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大量の小銭の両替はどこでがおトク?銀行や郵貯の手数料をチェック

大量の小銭硬貨を両替するにはどこがお得か、手数料やお取り扱い可能枚数を比較してみましょう。

日本の大手銀行4行「三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行・りそな銀行」と、全国の窓口数・ATM数でどの銀行より上回る基盤が特徴の「ゆうちょ銀行」を合わせた5行で比較していきましょう。

窓口両替手数料
硬貨持込枚数 三井住友銀行 三菱UFJ銀行 みずほ銀行 りそな銀行 ゆうちょ銀行
1~10枚 三井住友銀行に口座を持っている場合:220円 無料 無料 550円 無料
三井住友銀行に口座を持っていない場合:330円
11~50枚 770円
51~100枚 550円
101~500枚 550円 550円 825円
501~1000枚 1,540円 1100円 1320円 1,100円 1100円
(以降、500枚ごとに550円加算)
1001枚以上 500枚ごとに770円 1650円
(以降、500枚ごとに550円加算)
1980円
(以降、500枚ごとに660円加算)
500枚ごとに550円加算

※同じ銀行で1日に複数回に分けて入金した場合、合計枚数に応じた手数料がかかる場合もあるので注意しましょう。

 

両替機利用の場合

▼三井住友銀行

持ち帰り枚数 三井住友銀行もキャッシュカード 両替機専用カード
1~10枚 無料(1日1回に限る) 400円
11~500枚 利用不可
501枚~1,000枚 800円

▼三菱UFJ銀行

枚数 両替手数料(税込み)
キャッシュカード 両替機専用カード
1~10枚 無料 1回目:無料
2回目以降:200円
11~500枚 利用不可 300円
501~1,000枚 600円

▼みずほ銀行

枚数 両替手数料(税込み)
キャッシュカード 両替機利用カード
1~10枚 無料 1回目:無料
2回目以降:300円
11~500枚 利用不可 400円
501~1,000枚 800円

▼りそな銀行

枚数 両替手数料
1~500枚 300円
501~1,000枚 600円

▼ゆうちょ銀行 ATM硬貨預け入れ料金

硬貨枚数 料金
1~25枚 110円
26~50枚 220円
51~100枚 330円

ゆうちょ銀行は、両替機を設置していません。ATMで硬貨を預け入れという方法で両替していきます。


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大量の小銭を無料で両替する裏技を紹介

この項目では大量の小銭を無料で両替できる」方法に特化してご紹介します。

大量の小銭を無料で両替する方法の一番のおすすめは、自分名義の口座に小銭を入金し、紙幣を出金するという方法です。

入金手数料(大量硬貨取扱手数料)や金種指定料金を1日50枚~100枚など一定数までは無料としている金融機関も多く存在します。上で紹介した主要な金融機関では、無料で取り扱える枚数制限を以下のとおりとしています。

各銀行のATMでの硬貨取扱枚数・時間
銀行 硬貨取り扱い枚数 手数料無料時間
みずほ銀行 100枚 平日8:45~18:00
りそな銀行 100枚 平日8:45~18:00
三菱UFJ銀行 100枚 平日8:45~18:00
ゆうちょ銀行 ・1~25枚まで110円
・26~50枚まで220円
・51~100枚まで330円
1回あたり硬貨100枚以内
平日7:00~18:00
三井住友銀行 100枚
(500円硬貨は75枚まで)
平日8:45~18:00

※店舗によって取り扱い枚数が異なる場合があります。事前に利用する店舗の状況を確認することをおすすめします。

 

硬貨入金手数料(窓口)比較表

三菱UFJ銀行 三井住友銀行 みずほ銀行 りそな銀行 ゆうちょ銀行
1~50枚まで 無料
51~100枚まで 550円
1~100枚まで 無料 無料 無料
1~300枚まで 無料
101~500枚まで 550円 550円 660円 825円
301~500枚まで 550円
501~1000枚まで 1100円 1100円 1320円 1320円 1100円
以降500枚ごと 550円 550円 660円 660円 550円

※ピンク色が最安値

※上記全部の銀行共に1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となります。

  • 上記の表からもわかる通り、窓口利用の場合は三井住友銀行が300枚までは手数料がかからないため一番お得と言えます。
  • 1日に複数回預け入れした場合、合計枚数となりますので、日をずらして入金するといいでしょう。

ATM入金の場合、手数料無料の時間帯であれば、1回に入金できる硬貨の枚数を守り何度でも入金することが可能です。

ただ、入金にかなり時間がかかるので、混雑している時は避けたほうがベター。


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小銭を両替するときの注意点

小銭を両替する前に、注意点を確認しておきましょう。

ATMは小銭の枚数制限がある

自分の時間に合わせて使用できて便利なATM。

そのATMを利用し、自分の口座に入金して両替するという方法をご紹介してきましたが、何度も言うようにATMには小銭の枚数制限があり、多くの場合100枚までとなっています。

また、大量のコインを入れることで機械が詰まって故障するといった事例も少なくありません。

なるべくなら、窓口で行う方が安心です。

コンビニATMは小銭が使えない

同じ銀行のATMでも、ATMによっては硬貨での入金を扱っていないことがあります。

コンビニ、ショッピングセンター・スーパーなどに併設のATMは使えないケースが多いので注意が必要です。

小銭大量投入で機械トラブルの可能性も

機械にコインを大量投入することで、多くの場所でトラブルも発生しています。

コインの中に、外国コインやクリップ、輪ゴム、シールなど異物が入っていると機械が止まってしまい、点検にかなり時間がかかることも。

ATMだけでなく、各地のセルフレジなどの機械でも頻発しているトラブルですので、十分にお気を付けください。


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まとめ

「大量の小銭を両替する方法5選!手数料タダの方法や場所があるかも調べてみた」と題し御紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

両替の際は窓口またはATMで硬貨を入金したあと紙幣を引き出す方法がイチオシです。

「両替」にこだわらずとも、「入金」や「チャージ」という方法でも手数料タダで結果的に無駄なく小銭貯金を活用することができる場合があります。

ただ、手数料がかかる場合があったり、ATMによっては硬貨のお取り扱いができないところや、枚数制限があるところもあります。

いくつかの方法をご紹介してきましたが、自分にとってやりやすい方法をお選びください。

なお、当記事の情報は2023年7月8日現在の情報となります。


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