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フィンガーライム(キャビアライム)の栽培方法・育て方のコツまとめ

      2020/04/24

キラキラしてプチプチっとした食感が話題のフィンガーライム
欧米を中心に人気急上昇中の高級フルーツです。

フィンガーライム(キャビアライム)

栽培量が少なく希少な果物なので、日本ではあまり目にしたことが無いかも知れません。
通販で購入する事はできますが、とても高いんですよね。

そんな高級なフィンガーライム、実は自分で栽培する事ができるんです!

SNSでもフィンガーライムの栽培に挑戦する人を見かけるようになりました。

 

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今回の記事では話題のフィンガーライムについて

  • 種蒔き(播種)
  • 発芽〜苗木
  • 定植、植え替え
  • 剪定方法
  • 越冬方法
  • 収穫期

といった各ステージ毎の栽培方法・育て方のコツについてご紹介します。

色とりどりに綺麗に輝くフィンガーライムを、あなたの手で育ててみませんか?

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フィンガーライムとは

フィンガーライムは別名「キャビアライム」とも呼ばれます。
フィンガーライムの小さな粒々の果肉が、まるでキャビアのように見えることから付いた呼称なんですね。

フィンガーライム(キャビアライム)

フィンガーライムは、オーストラリアの沿岸部の、乾燥した熱帯雨林地方原産のフルーツです。
果肉の色や果実の大きさなど様々で、なんと200種類以上もあると言われています!

フィンガーライムの果実は4〜8cmくらいの大きさで細長く、まるでウインナーのようで、皮はライムにそっくり。
その果実の中には、フィンガーライムの最大の特徴である、丸く粒々した果肉がビッシリ詰まっています。

果実から果肉を押し出すと、まるでキャビアのような輝きの果肉が出てきます。
果肉を押し出しても果汁はあまり出ません。
ですが、果肉を口の中でプチッと潰すと、ライムのような爽やかな香りが広がります。

フィンガーライムの果肉は色とりどりです。
緑、ピンク、白、紫、赤、黄色と、様々な色の種類があり、まるで宝石のようです。

フィンガーライムはその彩りと、果肉を潰してはじめて香りと味が楽しめるという特徴から、様々な料理に使われるようになりました。
最近では、美食大国のフランスでも需要が高まっているんですよ。
フィンガーライムの注目度はまだまだ上がっていくでしょう。

味や食感についてはコチラの記事をご覧ください。

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フィンガーライムの栽培方法・育て方のコツ

フィンガーライムの栽培方法や育て方のコツを解説します。

  • 種蒔き(播種)
  • 発芽〜苗木
  • 定植、植え替え
  • 剪定方法
  • 越冬方法
  • 収穫期

それぞれの時期に合わせたポイントを順に説明していきますね。

種蒔き(播種)

フィンガーライムを育てる方法は2通り。

  • 種から育てるか
  • 苗木から育てるか

まずは、種から栽培する方法をご紹介します。

フィンガーライムの種は、種そのものを購入するか、生の果実を手に入れて、そこから種を取り出して手に入れます。

▼冷凍品からも発芽するので捨てないで取っておくのもオススメ

果実から種を手に入れる時は、種を洗ってヌメリをとり、ペーパータオルなどで水気を拭いて、しっかりと乾燥させましょう。
ちゃんと乾燥させないとカビてしまうので注意して下さい。
そして、紙袋に入れて、種をまく時期まで冷蔵庫で保存します。

フィンガーライムの種をまく時期は、地域にもよりますが、気温が安定してくる4〜5月がいいでしょう。
ビニールハウスや室内など、一定の気温が保てるならば、時期に拘らなくても問題ありません。
ですが、わざわざ冬に1日中暖房をつけながら発芽を待つのも光熱費などが大変なので、4〜5月が種まきにベストです。

次は土選びです。

種まき用の培養土がホームセンターなどで売っていますので、そちらを使いましょう。

▼培養土

培養土と赤玉プランターを用意します。

▼赤玉土

▼プランターはこんな感じでオッケーです

▼買い集めるのが大変な人向け!ベランダ菜園専用プランターセット

種蒔きの流れはこのような手順になります。

  1. プランターの底に赤玉を敷き、その上に培養土を敷く
  2. 培養土にはしっかりと水を含ませる
  3. 種をまいたら、上から2cmほど土を被せる
  4. 水やりは表面が乾かないようにタップリと行う
    基本的に1日1回。夏など暑い時期には1日2回
    ※水のあげすぎは、発芽した後の根腐れにつながるので注意が必要です。

フィンガーライムは発芽まで時間がかかります。
早いと2週間ほどですが、土壌の状態や天候次第では1ヶ月前後かかる事もあります。

発芽〜苗木

フィンガーライムの種が無事に発芽したら、こまめに除草しましょう。

ベランダなど外で栽培しているなら、害虫対策も必須です。
フィンガーライムは他の柑橘系と同じく、ハダニやアゲハ蝶の幼虫などの被害を受けます。

特に、アゲハ蝶の幼虫は厄介です。
まだ発芽したばかりの小さな芽にアゲハ蝶の幼虫がつくと、すぐに食べ尽くされてしまいます。

なので、芽が小さいうちはネットを張って防護したり、こまめに幼虫などの虫を取り除きましょう。

発芽して丈がある程度大きくしっかりしてきたら、オルトランなどの薬剤を使いながら防虫対策するといいですね。

苗がまだ小さいうちは、気温にも注意しましょう。
5℃以下になると、葉っぱが落ちてしまいます。

苗が小さいうちは葉っぱが少ないので、葉っぱが落ちてしまうと光合成が出来なくなり枯れてしまいます。
枯らさないように、気温管理をしっかり行いましょう。

ある程度の大きさ(20cmくらい)になったら、ポットに植え替えて管理します。


成長したフィンガーライムは、ある程度の乾燥には強いですが、高温多湿による蒸れには弱く、根腐れしてしまいます。
なので、ポットは通気性がよい素焼きを選ぶといいでしょう。

▼素焼きポットのイメージ

水やりは、春・秋は1日1回、夏は1日2回、冬は2日に1回が目安です。
それに加えて、土と葉っぱの状況を見て調整します。

土がカラカラに乾燥しないようにしましょう。
ポットは地植えに比べて土の量が少ないです。そのため保水力が低く、乾燥しやすいので注意です。
乾燥しすぎず、それでいて根腐れしない程度に水をあげます。

土の乾燥具合と、葉っぱが元気かどうかで判断します。
土が乾燥してきて、葉っぱの元気がなければ、水をタップリあげてください。

水やりの頻度はフィンガーライム栽培で特に重要です。
実際に栽培しながらコツを掴んでいきましょう。

ちなみに、果肉がピンクのフィンガーライムが特に乾燥に強いので、初めてフィンガーライムを育てるときにはピンクを選ぶと良いですね。

次に日光です。
光合成のために日光は欠かせません。

注意点は次の3つ。

  • 日陰に置かない
  • 夏の強すぎる日差しに当てない
  • 西日に当てない

半日陰でも育ちますが、全く日が当たらない日陰はダメです。
光合成できないので、枯れてしまいます。

また、夏の強すぎる日差しや、西日の当たる場所も避けましょう。
強すぎる日差しで葉っぱが焼けてしまい、枯れてしまいます。

おすすめは東から東南に置く事です。
もし、ベランダやお庭が南向きなら、日差しが強い夏は、すだれなどで日光を和らげてあげると良いですね。

フィンガーライム栽培で重要なのは、温度、水やり、日光です。

特に、苗が小さいうちは気を使う点が多いですね。
1mくらいの大きさに育つまでは、ポット栽培の方が管理しやすいでしょう。
大きくなるまで少し気を使いますが、コツを掴めば大丈夫です。
頑張って大きく育てましょう。

女性
女性
種から栽培するのは大変そう。

という人は、苗木から育てましょう。
苗木を購入して育てる場合も、育て方はここまで解説したことを抑えてもらえればOKです。

苗木を購入する時は、なるべく大きな苗木を選ぶのがポイントです。
大きな苗木の方が乾燥や温度変化に強いので、育てやすいです。

接木で増やした苗木を購入する時は、台木にカラタチを使っているものを選ぶのもポイントです。
台木にカラタチを使っているものの方が寒さに強いからです。

初めて苗木からフィンガーライムを育てるなら、種類はピンクで、台木にカラタチを使っているものが、寒さや乾燥に強いのでおすすめですね。

定植・植え替え

苗が1m以上に育ったら定植します。

定植とは苗で育てたものを植え替えて、実を収穫するまで育てる事を言います。

例えば、ポットで1m以上まで育てたものを、庭に植え替えたりして、実がなるまで育てることが定植ですね。

定植は3〜6月に行います。気温が25℃以下の日が良いです。

また、定植後の気温や湿度も事前に確認しておきましょう。
定植して水をあげた後に、高温多湿になると根腐れを起こしてしまいます。
急激に温度や湿度が上がらないか確認してから定植しましょう。

外で栽培する場合は、支柱や風除けを設けると良いです。
フィンガーライムの枝には細かく鋭いトゲが付いているので、風にあおられるとトゲで実を傷つけてしまうからです。
せっかく育てた実が傷つかないようにしましょう。

女性
女性
ポット栽培のままじゃダメなの?

と不安になる人もいるかもしれませんが、ご安心を。

地植えに比べるとそこまで大きく育たないので、実の収穫量は減りますが、ポット栽培のままでもちゃんと実を収穫できます。
むしろ、室内でポット栽培した方が、温度や水分の管理がしやすいので、育てやすいです。
ポット栽培の場合は、ポットの底から根が出始めたら、ひと回り大きなポットに植え替えをします。

先ほども話した通り、フィンガーライムの枝にはトゲがあるので、室内で栽培する時も注意してください。
特に、小さなお子さんがいるご家庭では、間違って触ったりしないように注意しましょう。

フィンガーライムの剪定方法

基本的にフィンガーライムの剪定は必要ありませんが、次のような時には剪定しましょう。

  • ポットで栽培しているので、あまり大きくしたくない
  • 枝が密集してきた
  • 新しい枝を増やしたい

フィンガーライムを地植えにすると、高さが1〜3m、枝の広がりが2〜5mまで育ちます。

ポット栽培ですと、根を張る規模が決まっているので、ここまで大きくなりませんが、ポットの大きさによっては結構な大きさに育ちます。

予想よりも大きく育ち過ぎた時には、少し剪定をしましょう。

また、枝が密集している場合も剪定します。
あまりに枝が密集すると、風通りが悪くなりますし、日の光が届かない枝が出てきます。
このような状況ですと、病気にかかりやすくなるので、剪定してスッキリさせてあげましょう。

このような剪定を「間引き剪定」と言います。

間引き剪定で間引く枝は、枝の根本から切りましょう。
適度に剪定すると、新しい枝が増えるので、枝を増やして次の収穫量を増やしたい時も剪定します。
剪定は暖かい時期に行いましょう。

▼剪定にはこのような剪定用のハサミを使います

剪定をする場合の注意点は次の通り。

  • 寒い時期に選定しない
  • 新しく出た枝を全部切らない
  • 実を付けたい枝は切らない

寒い時期の剪定を行ってしまうと枯れる恐れがあります。

フィンガーライムは、前年に新しく出てきた枝の先端に花が咲き、実がなります。

なので、前年度に新しく出てきた枝を全て切ってしまうと、花実が付かなくなってしまいますので、注意しましょう。

同じく、間引き剪定を行う時、当然ですが、花実を付けたい枝は切らないようにします。

上手に剪定することで枝が増え、花実をたくさん付けることができるので、挑戦してみてください。

越冬方法

フィンガーライムはオーストラリアの植物なので、日本の氷点下になるような寒さに弱いです。

台木がカラタチならば、いくらか寒さに強いですが、それでもあまりに深い積雪があるような地域では枯れてしまうので、しっかりと防寒対策をして冬を越しましょう。

1m以上の積雪がある地域ならば、地植えは避けた方が無難かもしれません。

どうしても地植えしたいなら、簡易的なビニールハウスを用意するなどして防寒対策をしましょう
また、根の部分に藁を敷いたり、幹を布で覆ったりするのも効果的です。
気温が下がると葉っぱが枯れ落ちて冬眠状態になりますが、根っこが生きていれば、春にまた葉っぱが芽吹きます。

ポット栽培でしたら、室内に入れてあげましょう。
夜などに暖房を消して、室内の気温が急激に下がるようでしたら、ポットの周りに防寒作用のある布や梱包用のプチプチを巻いたり、発砲スチロールにポット部分を入れてあげたりして、温度を下げないように工夫すると良いです。

万が一、室内に入れたポットの土が凍ってしまったら、慌てて温めないように。
玄関など、暖房を使っていない所で、ゆっくりと溶かしてあげてください。
慌てて温めると、急激な温度変化で根っこがやられてしまうので、ゆっくり解凍した方が助かる可能性が高くなります。

上手に冬を乗り切って、実の収穫を目指しましょう!

収穫期

フィンガーライムの実が収穫できるようになるまでには時間がかかります。

種から育てた場合は4〜5年。
苗木から育てた場合は2〜3年かかります。

そのため、先ほど説明した越冬は必ず必要ですので、冬を越しやすい栽培方法を検討してください。

冬に気温が氷点下以下になる日が何日もあるならば、ポット栽培にした方がいいですね。

フィンガーライムは「単為結果性」といって、受粉しなくても果実がなります。
なので、人工授粉の必要はありません。
花がつけばそこから実ができてきます。

実の収穫時期は花がついてから5ヶ月後が目安です。

それ以上放っておくと、勝手に実が落ちたり、先端から腐ってしまうので、収穫時期を見誤らないようにしましょう。

また、フィンガーライムは「四季成り性という性質を持っているので、実が付いている間も、新しい花が付きます。
そのため、1年で2〜4回の収穫タイミングがあります。

うまく栽培すれば、1年で何回も実を楽しめるのも、フィンガーライムの魅力ですね。

フィンガーライム(キャビアライム)の栽培方法・育て方まとめ

フィンガーライムは日本での栽培実績が少なく、まだまだ栽培方法が分からない点があります。

ですが、ここまで解説してきた通り、いくつかの栽培ポイントは分かってきています。

栽培ポイントの基本を抑えつつ、後はフィンガーライムの状態を見ながら、微調整していきましょう。

初めてフィンガーライムを育てるなら、苗木を購入して育てるのがおすすめです。

苗木を購入する時は、次のポイントを抑えて購入しましょう。

  • 接木で増やしたもので、台木にカラタチを使っているもの
  • 種類はピンク
  • なるべく大きな苗木を選ぶ

この3つのポイントを満たしている苗木を選ぶと育てやすいですね

上手に育てるには少しコツがいるフィンガーライムですが、それだけに実を収穫できた時の喜びは言葉にできません。

まだまだ人気が高まる予想のフィンガーライム。あなたも育ててみませんか?

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