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台風14号(チャンス―)2021の進路予想！米軍・気象庁や windyの最新情報と日本各地の上陸時期は？

9月17日台風14号進路予想の最新情報を追記いたしました。

2021年9月10日、台風の勢力としては最高ランクの猛烈な勢力の台風14号が先島諸島に接近の恐れがあるとの予報が入っています。

「人が簡単に飛ばされてしまうレベル」という事ですので気になりますね。

▼ウェザーニュースが9月10日時午前7時頃に発表した内容はこちら▼

12日(日)頃に先島諸島に接近のおそれ
▼台風14号　9月10日(金)6時
存在地域　　　フィリピンの東
大きさ階級　　／／
強さ階級　　　猛烈な
移動　　　　　西北西　20 km/h
中心気圧　　　935 hPa
最大風速　　　55 m/s (中心付近)
最大瞬間風速　75 m/s

台風14号は今日6時現在は猛烈な勢力を維持していますが、風の状況など周辺環境の悪化に伴い、少しずつ勢力を落とす見込みです。

今後は次第に北寄りに進路を変えて、週末は沖縄方面に向かい、先島諸島では12日(日)頃に台風が最も近づくと予想されています。勢力を落とすとはいえ、非常に強い勢力を保つ見込みで、進路に近い先島諸島を中心に大雨や暴風に警戒が必要です。台風接近前に飛ばされやすいものを片づけるなど、早めの対策をしてください。

来週、東シナ海に進んだ後は予報円が非常に大きくなり、進路がまだ不明確な状況を示しています。進路によっては日本列島に近づく可能性があるので、今後の最新情報に注意してください。

出典元：ウェザーニュース

【#台風14号】
猛烈な台風14号はフィリピンの東を
時速20㌔で西北西進中

しばらくこの勢力を維持し
徐々に北東へ向きを変えながら北上し
12日(日)は非常に強い勢力で
先島諸島にかなり接近
15日(水)は強い勢力で東シナ海に進む

先島諸島は12日大荒れ、大しけに
来週は西日本も影響受ける恐れあり pic.twitter.com/LUbp28RIZK

— ⛅テンキリスト松浦(気象予報士) (@yuma_weather_fc) September 9, 2021

こちらの記事では非常に強い勢力が見込まれる台風14号について以下の情報をお届けいたします。

 

※なお自分で最新の情報を確認したい場合は、以下のサイトから見ることができます！
詳しい見方などについて下で解説してまいりますので、わかりにくい場合は下にお進みください！

 

台風14号の名前

命名した国は「カンボジア」で、チューベローズ（月下香）という花に由来するそうです。

▼Amazonから画像をお借りいたしました。白い可憐なお花で魅惑的な香りが楽しめるそうですよ。

白く可憐なお花の名前のついた今回の台風14号ですが、実は猛烈な勢力を持った注意が必要な台風となっているようです。
それでは、台風の今後の動きや予想される進路状況を見ていきましょう。

台風14号(チャンス―)の米軍(JTWC)の最新進路予想

米軍合同台風警戒センター（JTWC）は、アメリカのハワイ州にあるアメリカ国防総省の機関でアメリカ軍のための気象情報機関です。一般の人も簡単にアクセスすることができます。

9月10日（金）現在のJTWCの台風情報を見てみましょう。

出典元：JTWC

 

赤い矢印で「TY 19W Chanthu」と示された箇所にある渦が台風14号(チャンス―）です。

TS18W (Conson) は台風13号（コンソン）です。

 

▼日本時間2021/9/9(木)18:00時点の米軍の台風14号進路予想

出典元：JCWC　

※画像内の数字の見方 09/18Z　→ 9月9日の18時(UTC,世界標準時) UTC(世界標準時)を日本時間にするには、9時間プラスすれば良いので、09/18Zは9月10日午前3時の予報円と見る事ができます！

 

気象庁の階級	最大風速（10分平均）			国際分類	クラス（階級）
	ノット (knots)	秒速 (m/s)	時速 (km/h)
低圧部	中心が明確ではない			Low Pressure Area	–
熱帯低気圧	– 33	– 17	– 62	Tropical Depression (TD)	2
台風	34 – 47	18 – 24	63 – 88	Tropical Storm (TS)	3
	48 – 63	25 – 32	89 – 118	Severe Tropical Storm (STS)	4
強い台風	64 – 84	33 – 43	119 – 156	Typhoon (TY) or Hurricane	5
非常に強い台風	85 – 104	44 – 53	157 – 192
猛烈な台風	105 –	54 –	193 –

引用元：http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/unit.html.ja

台風14号(チャンス―)の気象庁の最新情報

▼台風14号気象庁の予想経路図（2021年9月10日午前9時時点）

出典元：気象庁

天気図の見方

▼2021年09月10日10時59分　気象庁発表気象庁による見解

［台風の現況と予想］
猛烈な台風第１４号は、１０日９時にはフィリピンの東にあって、１時間におよそ１５キロの速さで西北西へ進んでいます。中心の気圧は９３５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は５５メートル、最大瞬間風速は７５メートルで中心から半径８５キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっています。
今後、台風第１４号はフィリピンの東から沖縄の南を北上し、１２日から１３日にかけて先島諸島にかなり接近する見込みです。

出典元：気象庁

9月13日（月）09時の最新経路予想

出典元：気象庁

台風14号は13日午前9時現在、東シナ海にあり、時速25キロの速さで北北東に進んでいます（北緯30度線を越えるあたりまでは北西方向に進みます）。中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心から95キロ以内は風速25メートル以上の暴風域、中心から東側600キロ、西側390キロ以内は風速15メートル以上の強風域になっているため台風が近づく前から風や雨への注意が必要です。特に西日本では広範囲にわたって大雨になる恐れがあります。

14日から速度を落とし15日から16日は東シナ海上にほぼ停滞すると予想。その後、東北東寄りに進むとみられます。17日午後から18日には九州北部や本州に近づく可能性があります。

※「9月17日」という日は、過去に枕崎台風や第二室戸台風などが上陸し、大型台風の特異日として知られています。気象情報に留意して、早めの対応が必要です。

 

9月17日（金）06時　最新情報

出典元：気象庁

台風第14号は、17日06時現在五島市の西約190キロを１時間におよそ15キロの速さで北東へ進んでいます。福岡県や熊本県等九州の一部が風速15ｍ/s以上の強風域に入っています。06時30分現在、福岡県や佐賀県、長崎県など九州の一部には暴風警報が発表されています。夕方以降、九州北部や山口県に上陸の可能性が高まっています。

台風周辺だけでなく、台風から離れた四国でも雨が強まっており、18日（土）にかけては九州南部や四国など太平洋側の西日本を中心に近畿・関東など東日本の広い範囲で大雨が予想されます。

道路の冠水、土砂災害、河川の増水・氾濫などに警戒して下さい。すでに電車の運休が決定している所や、高速道路の速度制限・通行止めなどの影響の恐れもあります。暗くなってからの避難は危険が伴いますので早い段階からの準備に備えましょう。

台風14号(チャンス―)のWindyの最新進路予想

Windyの観測情報も見ていきましょう。

※画面は拡大縮小できます。時間も画面下のバーで進めていくことができますので、見やすい状態にして見てください(^^)

スクロールすると好きな場所を確認することができます。更に、右上の「風」をタップ→風速をタップすると、台風の現在地や風の流れが視覚的に捉えられます。

▼読み解き方

 

台風14号(チャンス―)の勢力(風や雨の強さ)はどれくらい？

台風14号(チャンス―)の勢力は、台風の勢力としては最高ランクの「猛烈な台風」で「人が簡単に飛ばされてしまうレベル」という事ですので気になりますね。

大きさ	ーーー
強さ	猛烈な
中心気圧	935hpa
中心付近の最大風速	55メートル
最大瞬間風速	75メートル

現在のところ強風域の半径は500㎞未満という事で大きさの表現はされていません。コンパクトな台風と言えると思いますが、中心付近に非常に発達した雲が集中しており、接近時に急に雨風が強まるケースが多く注意が必要です。

特に今回の台風14号は進路がまだ定まっていないようですので、各地で早めの対策が必要かと思われます。

沖縄地方では、12日は台風周辺の発達した雨雲がかかり、大雨となる所がある見込みです。暴風や高波にも注意しましょう。

日本各地の上陸時期は？

各国の台風14号の予想進路を見ていきますと、今後沖縄・大東島地方や先島諸島に近づく予報となっております。

12日（日）から13日（月）にかけて、沖縄地方に台風14号が最も近づくと予想されています。

九州や本州への上陸の可能性は今のところ予想されていませんが、予報円が大きいことからも今後の進路予報が絞り込むのがまだ難しいようです。

windy予測では17日（金）辺りに九州の南から本州あたりへの動きも見られます。いつ進路を変えるかによって日本列島に影響するタイミングが変わりますので、常に最新の情報をチェックするように気を付けておきましょう。

更に、Windyを見ていると湿った空気が流れ込むので全国的に雨が降りやすいようにも見えます。

台風接近に伴い、今後西日本・東日本の広い範囲で雨が予想されます。
台風14号はスピードも遅いので風だけでなく雨にも注意が必要です。

急な天候の変化や、河川の増水には気を付けていただくようお願いします。

暴風・落雷による停電や家電の故障には十分備えておくようにしましょう！

よく勘違いされている方が多いのですが、「避難所にいけば水や食料をもらえる」というのは誤りです。

避難所は比較的安全な場所を提供してくれるだけなので、基本的にすべて自分たちで準備・解決するしかありません。
食料もそうですが、毛布やタオルもすべて持参が望ましいです。
一晩程度の短期的な避難であれば、パンやカップ麺を持参して過ごすのが良いでしょう。

お客様気分で避難して、あれこれ自治体の職員に対応を丸投げしてしまうと、思わぬ恥をかきますので気を付けましょうね。

▼防災モバイルバッテリー　災害時でも情報収集は大切です！スマホの充電ができないと困りますね。

▼非常時用のアイテムが詰まった防災リュックが避難時や地震のときにも活躍します。

▼避難先でも感染症対策は大切

▼マスクに関する記事はこちらです。非常時にも少しでも心が明るくなれちゃうような安全で素敵なマスクをまとめています。

台風14号(チャンス―)2021の進路予想まとめ

 

についてご紹介いたしました。

台風は非常に強い風雨により物的・人的な被害を及ぼす可能性があります。
まだ接近まで時間があるからと油断せず、十分に気をつけた行動を心がけてください。

海や河川の近くに出かけて様子を見るといった行為は大変危険です。
不要不急の外出は避け、雨戸を閉めたり、養生テープを使ったガラスの補強で身を守るようにしましょう。

雨が続く時は、

• 土砂崩れ
• 河川の氾濫
• 高潮や高波
• 地盤の緩み
• 強風や雷による停電

といった、二次災害にも備えておくようにしましょう。

• 事前の把握
• 周囲への呼びかけ
• 万が一の備え

が命を左右することに繋がります！
水道や電気、ガスなどのライフラインが絶たれることに備え、防災グッズはしっかり点検・準備しておきましょう。

この情報が参考になってくれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

どうぞ安全にお過ごしください。

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