【東京リベンジャーズ】マイキー闇落ちの理由と黒い衝動とは?タケミチの行動とともに考察!
2024/08/25
漫画「東京リベンジャーズ」で東京卍會の総長であり異常な魅力を放つ「佐野万次郎」、通称マイキーというキャラクターについて今回考察していこうと思います。
今2021年8月現在、コミックスは全23巻まで発売されており、アニメ化・映画化と話題の尽きない作品ですが、私もこの流れにのって漫画を読んでみました。
正直何回泣いたか分かりません。今回の記事を書くに当たって何回も読み返しましたが、毎回同じシーンで泣いてしまいます。
その中でも正直1番辛かったマイキーの「黒い衝動」について詳しく見ていきたいと思います。
目次
「黒い衝動」発言は何巻の何話?
そろそろ俺も ”黒い衝動” に襲われそう pic.twitter.com/TUIFhv3uXm
— 🍖しちりん🍖 (@7RIN_OKE2) August 12, 2021
第23巻の200話「Crack a smile」にて初めてマイキーの口から「黒い衝動がある」と告白されました。
今まで武道はヒナを助けるため、東卍メンバーの皆を救うためにタイムリープを繰り返していました。
そしてなんとか全ての原因であると考えられていた「稀咲鉄太(きさきてった)」を排除することに成功。
これが最後のタイムリープだ、これで皆幸せになれる。
そう思ってタイムリープした先で見たのが「マイキーの黒い衝動によってマイキーだけが幸せでなくなっていた未来」でした。
ヒナは無事救えたものの、自分を救ってくれたマイキーのことを救えないことが許せなかった武道はもう一度タイムリープすることを決めます。
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タケミチが変えた未来
具体的に武道は過去のどの部分を変えたのか流れをまとめてみます。
1つ目…ナオトと出会う
- 前…東京卍會の抗争に巻き込まれてヒナ(橘日向)とナオト(橘直人)が死亡、花垣武道も電車にひかれて死亡
- 後…刑事になって生還したナオトが花垣武道を救う。ヒナは死亡。
- 原因…タケミチがナオトに「12年後の7月1日に姉を救え、俺は電車にはねられる」と伝えた
26歳フリーター・ボロアパート住みだった主人公花垣武道は、バイト帰り駅のホームで後ろから突き落とされてしまい、「死ぬ」と思った瞬間なんと12年前、中学2年の時代にタイムリープします。
彼曰く今でこそしょうもない人生を送っていますが、当時は不良で可愛い彼女持ちのいわゆる「イケてた頃」でした。
しかしタイムリープしたその日は東京卍會の人にボコボコに締められて「おまえら今日から東京卍會の兵隊な!」と地獄の中学生活を送るきっかけになった屈辱的な日。俺の人生逃げ続けてばっかりだな!と過去を振り返ります。
ボコボコになった姿で「東京卍會の抗争により橘日向さん、橘直人さんが亡くなりました」というニュースを思い出します。
橘日向は武道の人生最初で最後の彼女でした。
生きている彼女に会いに行ったあと公園で感傷に浸っていると男の子に絡んでいる不良を発見。武道はその男の子を不良から助け出しますが、この男の子が日向の弟である「橘直人」だったのです。
「12年後の2017年7月1日、姉ちゃんを救ってくれ」この言葉を伝えたことで橘直人は生還し、2人の橘日向を救うためのタイムリープが始まります。
2つ目…マイキーと出会う
- 前…奴隷から解放されるためにアッくん(千堂敦)がキヨマサ君(清水将貴)を刺し警察に捕まる。
- 後…アッくんは東卍の幹部になるも稀咲の言いなりになっていた。タケミチを線路に突き落としたのもアッくん。
- 原因…タケミチが喧嘩賭博に立ち向かった姿をマイキーに気に入られる。アッくんもキヨマサ君を襲わずにすんだ。
東卍のトップにいるマイキー、稀咲の出会いを阻止しようとしますがこのときはキヨマサ君の奴隷で、マイキーどころか幹部に会うことも無理な状況。
逃げ続けの人生を変えたい、何よりヒナを救いたいという気持ちでキヨマサ君にタイマンを挑むタケミチ。
あまりの迫力にキヨマサ君がひるんでいると、当時のトップ2であるマイキーとドラケンが登場します。
記念すべきマイキーの初登場ですね!
マイキーから気に入られたタケミチは奴隷から解放され、アッくんもキヨマサ君を刺さずにすんだので捕まってしまう未来も変えることに成功。
しかし次の未来では東卍幹部になったアッくんは稀咲の言いなりになっており、タケミチまでも殺そうとしていました。
3つ目…ドラケンを救う
- 前…東卍の内部抗争によりドラケンが死んでマイキーが変わってしまう。東卍は稀咲に操られる巨悪組織になる。
- 後…無事生存しているヒナ・アッくんに出会うも、その日アッくんがヒナを車でひいてしまう。ドラケンは死刑囚になっていた。
- 原因…マイキーとドラケンの喧嘩をおさめ、8.3抗争にてドラケンを救う
8.3抗争に至るまでの経緯
- 愛美愛主(メビウス)の総長「長内信高(おさないのぶたか)」が東卍参番隊隊長「パーちん(林田春樹)」の親友と親友の彼女、さらにその家族がメビウスのメンバーから暴行を受けたり、金銭を奪われる事件発生
- 東卍の名前を借りて全面的に愛美愛主と戦う
- マイキーが長内を倒し一件落着かと思いきや、どうしても許せなかったパーちんが長内を刺して警察に自首
- パーちんを無罪にしたいマイキー VS 自首するパーちんの意思を尊重したいドラケン(この内部抗争を引き起こしたのは稀咲)
- タケミチがなんとか二人の仲をおさめるも、パーちんが東卍に見捨てられたと思ったペーやん(林良平)と喧嘩賭博をおさめられてドラケンに恨みがあるキヨマサ君がメビウスと組んでドラケンの命を狙う
ドラケンが狙われていることを知っていたとはいえ刺されてしまい、必死の思いでなんとか助け出したタケミチ。
これで平和になっているはず!と思い未来に帰ると「美容師になったアッくん」と「生存しているヒナ」に出会います。
喜んでいるのもつかの間、稀咲の言いなりになっていたアッくんはヒナを車で思いっきり轢くという衝撃事故が発生。
その時のアッくんのセリフが前回のタイムリープ同様「みんなを助けてくれ、泣き虫のヒーロー」だったのが印象的ですね。また救えなかった、結局同じ状況じゃないか、と絶望感を煽ります。
ドラケンが生きているのにどうして稀咲が出てくるのか疑問に思って調べてみるとドラケンは殺人犯として死刑囚になっていました。
4つ目…一虎を救う ★マイキー闇落ち①
- 前…10月31日に起きた東卍VS芭流覇羅「血のハロウィン」でマイキーが一虎を殺したことで闇落ち。稀咲に言われるまま芭流覇羅のトップになり、巨悪組織へと変貌した。
- 後…タケミチは東卍の大幹部へと大出世!しかしなぜかまた巨悪となったマイキー含む東卍新メンバーによって旧メンバーの粛正が行われていた。この世界では稀咲の命令とは言え「ヒナ殺害」をアッくんに命令したのはタケミチでした。
- 原因…「血のハロウィン」にてマイキーに一虎を殺させなかった
ちょうど今アニメをやっている「血のハロウィン」ですが、今回は「馬地圭介(ばじけいすけ)」と「松野千冬(まつのちふゆ)」、「羽宮一虎(はねみやかずとら)」の3人がキーパーソンになります。
マイキーに一虎を殺させず、馬地さんは自刃することで一虎に責任を負わせず、悲しい結末でしたがマイキーが闇落ちすることはなく事件は終結しました。
「これで良かったんだよな…」とお墓の前でほほ笑むマイキー君の悲しそうな顔といったら…。
闇落ちを回避したから今度の未来はちょっとは良くなっているのではと期待して戻ってみると、今までのタイムリープとはまったく違う変化を遂げていました。
血のハロウィンの後の未来
- タケミチは東卍の大幹部
- 謎の元黒龍(ブラックドラコン)のメンバーの存在
- 悪行を続ける腐った東京卍會
- マイキー不在、ドラケンは死刑囚
- 初期メンバーの粛清(千冬を目の前で殺され、タケミチも拳銃を向けられる)
- 「ヒナ殺害」をアッくんに命令したのがタケミチ
もちろん稀咲の命令でタケミチは知らなかったのですが…知らなかったとはいえこの事実は消えません。
そのせいでタケミチはナオトに逮捕されてしまうのですが、事情を知っているナオトは「もう一度過去に戻ってください、留置所に入るのでチャンスは今しかない」と言って握手をします。
マイキーが変わってしまった原因として出所した一虎は「稀咲の暴力」と「黒龍の金」と指摘しますが果たして…?
「血のハロウィン」についてはこちらの記事「【東京リベンジャーズ】「血のハロウィン」ネタバレ解説!一虎がマイキーを恨む理由・場地の生死は?」で詳しくまとめています!
5つ目…柴大寿を倒す ★マイキー闇落ち②(マイキー死亡)
- 前…12月25日に八戒が黒龍10代目総長の大寿を殺害。巨悪の東卍になる。
- 後…ある日を境にマイキー自身何が正しいのか分からなくなり闇落ち。東卍メンバーやヒナを次々と手に掛けていきます。最後にはタケミチを殺そうとしたところをナオトに殺される。タケミチは東卍を抜けていた。
- 原因…大寿を殺させなかった。稀咲が東卍から追放された。
今回の戦いはクリスマスということで「聖夜決戦(クリスマスけっせん)」と呼ばれています。
キーパーソンは「柴大寿(しばたいじゅ)」、「柴柚葉(しばゆずは)」、「柴八戒(しばはっかい)」の3兄弟です。兄である大寿は黒龍10代目総長であり、妹と弟に対するDVがかなり酷い男でした。
八戒が暴力から逃れるため兄・大寿を殺めてまったことで稀咲から弱みを握られ、東卍が巨悪化した未来を変えることが目的です。
結果として大寿含めたほかの犠牲者を1人も出さずクリスマスを終えることができました。
黒龍を東卍に入れなかったのでマイキーは狂わずにすんだのでは、と未来に戻ると、ナオトから言われたのは「ドラケン、三ツ谷、八戒、千冬を殺した連続殺人犯はマイキー。今までで一番最悪な未来です」。
闇落ちマイキーの髪型似合う人いる?
似合うってより
この髪型でマイキーの雰囲気出せる人てか
それもうマイキーしか無理か🤣#マイキー #東京卍リベンジャーズ pic.twitter.com/N8rkj8SBz1— reika (@reirei___ka) July 15, 2021
どうやらある日を境に闇落ちしてしまったマイキー。この時のマイキーは人を殺すのになんの躊躇もなくなってしまっていました。
マイキーが死亡する初めての未来です
「俺の人生苦しみだけだった」と言ってタケミチの腕の中で死んでいったマイキー。闇落ちするような原因は排除したのにどうして?とナオトと考えるも全く手がかりがつかめませんでした。
直前の過去ではマイキーに認められ、側に居て欲しいと言われたほどだったのでこの展開は想像していませんでした…。
6つ目…関東事変で勝利する ★マイキー闇落ち③(マイキー・タケミチ死亡)
- 前…関東事変にて東卍と天竺の抗争は合併で手打ちとなり「佐野万次郎、稀咲鉄太、黒川イザナ」をトップ3とした最悪な東卍が作られる → マイキー闇落ち②へ
- 後…タケミチを含めた元東卍メンバーは全員カタギの世界で幸せに生きることが出来た。しかしマイキーだけが日本の最大犯罪組織「梵天」の首領として生きていた。
- 原因…稀咲鉄太・黒川イザナを犠牲にしたが関東事変にて勝利。東卍は解散。理由はタケミチがタイムリープしていることをマイキーやドラケンに伝えたためと思われる。
関東事変を含めた今回のタイムリープはコミックス第14巻から第22巻まで続く長編エピソードになりました。
その分内容も濃く、何度絶望し泣いたか分かりません。関東事変について、結果だけを本分から引用します。
関東事変
神奈川最大の不良集団・横浜天竺と東京最大の暴走族・東京卍會の総勢約500名によるこの抗争は、逮捕者5名及び死者3名を出す凄惨な結果となった
引用:東京リベンジャーズ21巻184話
ここでの逮捕者は天竺の幹部5名、死者は「稀咲鉄太、黒川イザナ、佐野エマ」の3名。
ポイントとなるのは稀咲鉄太、黒川イザナの死は今までの未来にはなく、マイキーの妹である佐野エマの死だけは全部の未来で同様な点です。
ヒナに異常な執着を抱いてきた稀咲がいないためもちろん未来でのヒナは生きており、数ヶ月後には結婚式を控えているという幸せぶり!東卍も解散しているので他のメンバーも全うに仕事をして幸せに生きています。
しかしエマを亡くしたことだけがずっと同じ…これがマイキー闇落ちの最後の原因だったのです。
皆が幸せになっているのに反発するようにマイキーだけが辛そうな顔をしていました。見開きの「いい未来だろ?」は絶望感すごかったです。
タケミチに対して「結婚して幸せに過ごして欲しい」と言うナオトは過去を変えたいと思っていないため、もうトリガーとしての役目はありませんでした。
最終的にはんとかマイキーに出会ったタケミチはマイキーにあっけなく撃たれてしまいます。
タケミチを撃って屋上から落ちようとしたマイキーを助けようと、瀕死のタケミチがマイキーの手を掴むのですが、「助けてくれ、タケミっち」と言った瞬間タケミチは10年前の過去(高校生)にタイムスリップします。
はっきりとした描写はありませんが、おそらくこの時代のマイキーとタケミチは2人で死亡したと考えれます
佐野エマの死を変えることは現時点では不可能です。この状態でマイキーの闇落ちを防ぎ、皆で幸せになる未来を目指すのが最後のタイムリープになります。
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闇落ちしてしまう理由
マイキー、お誕生日おめでとう!!
もう背負うものが大きすぎて闇堕ちしまくってて、見ていて胸が痛いけど大好き!!
早く救われて🥺🥺 pic.twitter.com/iNqTYH8r82— Кatie (@BioLove16) August 19, 2021
マイキーが闇落ちしてしまうのは一虎君を殺したことや黒川イザナに心を許していたとかいうことではなく、マイキーの中の黒い衝動が問題だったのです。
普通人を殴るときは「これ以上はやってはいけない」みたいなリミッターがありますが、これが無い状態が黒い衝動なんじゃないかと思っています。
黒川イザナの拳はこういうリミッターが無かったと言われていますが、ある意味イザナもマイキー同様闇落ちしているんでしょうね。
「黒い衝動」を抑えてきた人物
- 佐野真一郎(2003年8月13日死去、死因は羽宮一虎による撲殺)
- 馬地圭介(2005年10月31日死去、死因は自刃)
- 佐野エマ(2006年2月22日死去、死因は稀咲鉄太による撲殺)
「俺の中には自分ではどうしようもない自分がいる」とビデオレターでタケミチに伝えていましたが、この衝動を抑えていたのが上記の人物になります。
3人ともマイキーが小さいころからずっと一緒にいるメンバーですね。
この3人がいない今、マイキーは自分の中の黒い衝動に従うしかなくなってしまったんだと思います。
それを見越して自分以外は幸せになっていてほしいと東卍を解散させたりタケミチにビデオレターを残したりして、自分との関わりを絶ったのでしょう。
黒い衝動を抑えられる理由としては、マイキーのことを「佐野万次郎」として扱ったことが大きいのではないでしょうか。
3人は小さい頃からいるのでもちろんですが、タケミチはマイキーと握手をするときに「オマエを絶対助けてやる、万次郎」と言っています。
マイキーはその強さからこれだけ体を張ってぶつかってきてくれた人が居なかったので、タケミチは黒い衝動を抑える力があるのでしょう。
マイキーの「黒い衝動」考察まとめ
最初はヒナを助けるために東卍に入ったタケミチだったけど、徐々にマイキーを助けることに目的が変わっていきましたね。
もちろんマイキーを助けることがひいてはヒナを助けることに繋がっていたからなのですが、理想的な未来にたどり着いたのにそれでも助けたいと思わせるマイキーというキャラクターの魅力には驚きです。
マイキーの自己犠牲的なものの上に立つ幸せは許せなかったんだよね。タケミっち。
第24巻は9月17日発売予定です!最終章突入なので、ぜひ読んでみてくださいね!
単行本24巻のカバー色校が上がってまいりました!! というわけで今回の表紙のキャラクターは現代マイキーでした!! わかった方はいましたでしょうか!? pic.twitter.com/paOhWXHUb8
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) August 19, 2021
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