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台風14号(チャンホン)2020の強さと進路予想まとめ！Windyや米軍ヨーロッパの最新情報と日本各地の上陸時期は？

2020年10月８日、強い台風14号が今週末にかけて日本に接近する可能性が高まっています。
今回の台風は、2020年に入って14番目の台風となります。
台風14号はアジア名を”チャンホン（chan-hom）”と言い、ラオス語で木の名前が由来となります。

▼10月7日18時にウェザーニュースから出された気象予測はこちら▼

#台風14号 の接近に伴って沖縄や奄美では非常に強い風が吹く見込みです。また、九州南部・奄美では猛烈なしけとなるでしょう。暴風やうねりを伴った高波に厳重に警戒してください。大東島では大雨による土砂災害などにも警戒が必要です。
🌀台風情報https://t.co/6DgCIi9iZY pic.twitter.com/s9J7tj9Ric

— Yahoo!天気・災害🌤（ヤフー天気） (@Yahoo_weather) October 7, 2020

こちらの記事では強い勢力が見込まれる台風14号(チャンホン)について、

• 台風14号(チャンホン)のWindy、米軍(JTWC)、ヨーロッパ(ECMWF)の最新の進路予想
• 台風14号(チャンホン)の勢力(風や雨の強さ)について
• 日本各地の上陸時期

といった情報をお届けします。

※なお自分で最新の情報を確認したい場合は、以下のサイトから見ることができます！
詳しい見方などについて下で解説してまいりますので、わかりにくい場合は下にお進みください！

台風14号(チャンホン)のWindyの最新進路予想

台風14号(チャンホン)の進路予想、まずはこちらWindyの観測情報から。

▼左下の再生ボタンを押す事で、風や雨雲の予想進路を確認することができます。

• 強い勢力で、10月8日（木）朝大東島地方に最も近づく予報。
• ゆっくりとしたスピードで九州地方に接近し、奄美近海で北から東寄りに方向を変え、太平洋川沿岸を沿うように移動。
• 9日以降、速度が遅くなることが予想される。
• 9日以降西日本など本州に接近、上陸の可能性も。
• 広い範囲で秋雨前線に伴う雨が予想され、台風で長引くことも注意が必要。

台風14号(チャンホン)の米軍(JTWC)の最新進路予想

画像出典：https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

赤い矢印で「TS 16W」と示された箇所にある渦が台風14号(チャンホン)CHAN-HOMです。

 

▼日本時間2020/10/７(水)15:00時点の米軍の台風14号進路予想

画像出典：https://www.metoc.navy.mil/jtwc/jtwc.html

※画像内の数字の見方09/12Z　→ 10月09日の12時(UTC,世界標準時) UTC(世界標準時)を日本時間にするには、9時間プラスすれば良いので、09/12Zは10月09日の21時の予報円と見る事ができます！

※台風の強さに関しましては、以下の表を参考にしています！

気象庁の階級	最大風速（10分平均）			国際分類	クラス（階級）
	ノット (knots)	秒速 (m/s)	時速 (km/h)
低圧部	中心が明確ではない			Low Pressure Area	-
熱帯低気圧	- 33	- 17	- 62	Tropical Depression (TD)	2
台風	34 - 47	18 - 24	63 - 88	Tropical Storm (TS)	3
	48 - 63	25 - 32	89 - 118	Severe Tropical Storm (STS)	4
強い台風	64 - 84	33 - 43	119 - 156	Typhoon (TY) or Hurricane	5
非常に強い台風	85 - 104	44 - 53	157 - 192
猛烈な台風	105 -	54 -	193 -

引用元：http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/unit.html.ja

台風14号(チャンホン)のヨーロッパ(ECMWF)の最新の進路予想

次にヨーロッパの進路予報を見てみましょう！

※2020年10月7日(水)から10月11日(日)にかけて太平洋沿岸沿いを沿うように進んでいきます。

色で台風の強さを秒速で確認できます！下の図を参考に見てみてください(^-^)

2020年10月7日(水)PM12:00の進路予報

海上で濃い緑色の塊となっていることから強い台風となっていることが分かります

2020年10月８日(木)AM12:00の進路予報

濃い色の渦が沖縄県大東島に迫っていることが分かります。
強い風の範囲が内陸部まで及んでくることが考えられますので注意が必要ですね。

九州南部は黄緑色の範囲、緑色の範囲が濃くなってきています。
四国と東海、それに関東甲信まで風の影響がありそうです。

2020年10月９日(金）AM12:00の進路予報

少し向きを変え動きが遅く九州沖に停滞する見込み。
スピードが遅いので、影響が長引く恐れがあります。

2020年10月10日(土)AM12:00の進路予報

日本の南の海上を進路を東寄りに変える見込みです。
四国・近畿地方にかなり近づくことが予想され、本州上陸の可能性も見えてきます。周辺地域でも強風が予想されますので厳重な注意が必要です。

2020年10月11日(日)AM12:00の進路予報

太平洋岸を東に進むと予想されます。

沿岸では強い風が吹き横殴りの雨となる恐れもありますので、今後の情報に注意が必要です。

台風14号(チャンホン)の勢力(風や雨の強さ)はどれくらい？

台風14号は、最大瞬間風速50メートルを超える「強い」勢力の台風となっています。

気象庁の観測データによると10月８日（木）午前０時現在で、

• 中心気圧970hPa（ヘクトパスカル）
• 最大風速35メートル
• 最大瞬間風速50メートル

と強い勢力で日本の南の海上を北寄りに進んでいます、

今後も勢力を少しずつ強めながら、暖かな海面上でさらに発達し、中心気圧960ｈＰａ、最大風速40メートル、最大瞬間風速55メートルの勢力で、本日8日（木）午後９時頃、種子島の何南東沖に達する予想です。

 

ゆっくりとしたスピードで影響が長引くことが予想されますので十分にお気を付けください。

日本各地の上陸時期は？

各国の台風14号の予想進路を見ていきますと、今後沖縄・大東島地方や西日本の太平洋沿岸に近づく予報となっております。

10月9日（金）の夜遅く（21時から24時）には鹿児島県鹿児島・日置地方は暴風域に入るとみられています。

その後、やや東寄りに進路を変え日本列島の南側沿岸を沿うように進む予想です。
九州への上陸の可能性は少ないと思われます。

今回の台風14号は予報円が非常に大きく、各国の進路予報にも少しばらつきがあります。
絞り込むのが難しい状況のようです。

本州の南岸を東進するという可能性が高いという予報、
東日本に上陸する可能性もあるという予報があります。

和歌山県で10日（土）夕方、伊豆万部地方は11日（日）未明暴風域に入る見込みです。

Windyを見ていると湿った空気が流れ込むので全国的に雨が降りやすいようにも見えます。

台風接近に先駆け、現在西日本・東日本の広い範囲で雨が降っています。
台風14号はスピードも遅いので風だけでなく雨にも注意が必要です。

急な天候の変化や、河川の増水には気を付けていただくようお願いします。

暴風・落雷による停電や家電の故障には十分備えておくようにしましょう！

よく勘違いされている方が多いのですが、「避難所にいけば水や食料をもらえる」というのは誤りです。

避難所は比較的安全な場所を提供してくれるだけなので、基本的にすべて自分たちで準備・解決するしかありません。
食料もそうですが、毛布やタオルもすべて持参が望ましいです。
一晩程度の短期的な避難であれば、パンやカップ麺を持参して過ごすのが良いでしょう。

お客様気分で避難して、あれこれ自治体の職員に対応を丸投げしてしまうと、思わぬ恥をかきますので気を付けましょうね。

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まとめ

• 台風14号(チャンホン)のWindy、米軍(JTWC)、ヨーロッパ(ECMWF)の最新の進路予想
• 台風台風14号(チャンホン)の勢力(風や雨の強さ)について
• 日本各地の上陸時期

についてご紹介しました。

台風は非常に強い風雨により物的・人的な被害を及ぼす可能性があります。
まだ接近まで時間があるからと油断せず、十分に気をつけた行動を心がけてください。

海や河川の近くに出かけて様子を見るといった行為は大変危険です。
不要不急の外出は避け、雨戸を閉めたり、養生テープを使ったガラスの補強で身を守るようにしましょう。

雨が続く時は、

• 土砂崩れ
• 河川の氾濫
• 高潮や高波
• 地盤の緩み
• 強風や雷による停電

といった、二次災害にも備えておくようにしましょう。

• 事前の把握
• 周囲への呼びかけ
• 万が一の備え

が命を左右することに繋がります！
水道や電気、ガスなどのライフラインが絶たれることに備え、防災グッズはしっかり点検・準備しておきましょう。

この情報が参考になってくれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

どうぞ安全にお過ごしください。

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