【画像あり】埼玉県蓮田市で黒い雨が降る!原因はアレか?

      2020/03/08

2020年3月3日、何やらネットですごい情報が飛び込んできました。

埼玉県蓮田市で「黒い雨」が降り、道路や車が真っ黒になってしまったとの事。

行政はすぐに反応し、放射能検査での異常は無かったことを報告。市民へ落ち着くようにと呼びかけています。

しかし、Twitterなどでは突然の黒い雨に大慌てする人が続出。

複数の画像と共に驚きの声が上がっていました。

突然の黒い雨、何が原因が分からず、「世界の終わりだ」「天変地異の前触れか?」「病気の次は天災か」など悲観の声が続出。

でも落ち着いて頂きたいと思います。

実は世界各地で同様の事象が観測されています。

この記事では雨の色を変える可能性のある原因の物質について、詳しく解説していきます。


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黒い雨の原因は?

放射能検査や大気汚染物質の調査にて、異常が無いことが確認されているということですが、原因がわからないと不安ですよね。

一般に黒い雨が降るの原因としては、以下のような理由が考えられます。

  • 火山の噴火による降灰
  • 原子爆弾による地表からの塵の舞上がり(キノコ雲)
  • 大気中の砂塵や花粉、PM2.5などの汚染物質濃度が高い場合

Twitterを探ってみると、近隣で大きな火災が起きていたとの情報が多数見られました。

火災が発生したのは3月2日の朝、千葉県野田市の桐ケ作のプラスチック工場で出火し、約20時間も燃え続けていました。

近隣の小中学校が休校になるほどだったとのことなので、大気中には相当量の煤(すす)が舞い上がったものと考えられます。

プラスチックは燃焼すると黒いススが発生するため、今回の黒い雨の原因である可能性が高いと言えます。


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世界中で似たような事象あり

世界でも「色の付いた雨が降った」という事例は複数報告されています。

近年の記録では、インド南部のケーララ州で、赤い雨が降ったことで大きな騒ぎとなりました。

赤だけでなく、ピンクや黄色、緑、黒い雨まで降ったことで、何かの災いでは? 宇宙生命体が雨と一緒に降ってきている! など地元住民の間でも色々な憶測が飛び交いました。

その後、研究機関により調査された結果、赤い雨の原因は、地元で生える藻類から発生した胞子が、大気中で水分と混じり合ったことが理由と分かり、事態は沈静化しています。

赤い雨、ピンクの雨、黄色い雨、緑の雨、黒い雨

ケーララの赤い雨(ケーララのあかいあめ)は、2001年7月25日から9月23日にかけて、インド南部のケーララ州に降った赤い色の雨。ひどい時には服がピンクに染まるほどだった。色は黄、緑、黒に近い場合もあった。

なお、ケーララ州で色が付いた雨が降ったという報告は1896年にもなされており、それ以来、数回報告されている。

当初は、雨に流星由来の放射性物質が含まれているためと考えられた。しかし、インド政府から依頼された調査チームは、地元に生える藻類の胞子由来と結論した。

出典: Wikipedia

 

まとめ

埼玉県蓮田市で降った黒い雨の原因は、千葉県野田市のプラスチック工場の火災だったことをお伝えしました。

雨に色がつく原因は火災だけでなく、火山や藻類の胞子ということもあります。

突然の出来事にパニックになったり、面白くおかしく騒ぎ立てたりせず、冷静に原因を分析していきましょう。

SNSの利用によって、デマやフェイクニュースが拡散されやすくなりましたが、

今回のように日本各地の状況がすぐに手に入るようになったのは、とても便利ですね。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。


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