【パンプシェード風】本物のパンを使ったライトの作り方|おすすめの材料や道具も紹介します

   

本物のパンを使ってできたランプシェード「パンプシェード」が可愛すぎます。「こんなかわいいインテリアを自分で作ってみたい」と思われた方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「【パンプシェード風】本物のパンを使ったライトの作り方|おすすめの材料や道具も紹介します」と題し、記事をまとめます。

今にも香ばしいパンの香りが漂ってきそうな質感。光るパンの明るさで心まで温かくなるような素朴でオシャレなライトですよね。パン好きだけでなく、見る人全てを笑顔にしてくれる「パンプシェード」。

「パン」という身近な材料で、こんなにも可愛らしいライトができるなんて素敵ですよね。自分で作れたらきっともっと素敵!

GWや夏休みの工作・Hobyとして、素敵なおうち時間の過ごし方の一つに取り入れてみてはいかがでしょうか。

こちらの記事で分かること

  • 本物のパンを使ったインテリアライトの作り方
  • おすすめの材料や道具
  • 素材となるパンの選び方

皆様の素敵なおうち時間に、少しでもお役立ちいただけると光栄です。

 

本物のパンを使ったインテリアライトの作り方

「パンプシェード」風インテリアライトの作り方をご紹介いたします。

「パンプシェード」風インテリアライトの作り方
  1. カッターで照明を入れるパンの下の部分をくりぬき、中身をくりぬく。
  2. 乾燥させ、形を整える。
  3. 樹脂でコーティングする。
  4. 照明取り付け部分の形を整える
  5. 裏側からLED照明を取り付ける

 

▼「パンプシェード」作家で生みの親でもある森田さんの制作プロセスをまとめた動画です。

全ての工程が手作業で行われ、完成した作品に明かりがともると本当に温かい気持ちになりますよね。

それでは、一つ一つの工程を詳しく解説していきましょう。

手順1 パンの中身をくりぬく

制作工程は明かりの濃淡が美しく映えるよう中身を限界までくり抜くところから始まります。

パンの裏側に、後で取り付ける照明の大きさに合わせてカッターナイフで切り込みを入れ、手で中身をくりぬいていきましょう。

カッターで、取り付ける照明の形をなぞるように切り込み線を薄く引いておくと後々作業がしやすくなります。

ハード系パンをくり抜く映像

中身が多く残っていると灯りが映えませんし、取りすぎるとパンに穴が開いちゃう可能性があるので調整しながらゆっくりくり抜いてくださいね。

自然光に切り口を向けてかざすと、光の透け感などがチェックできます。

万が一穴が開いた場合は、同じ部分のパンくずを使い裏側から貼り付け修正できます。

手順2 乾燥させる

くり抜いたパンを1週間ほど自然乾燥させます。

袋に入れたり、保存容器に入れたりせずに、全体に空気が触れるような環境で乾燥させます。

内部まで乾燥し、固くなってきたら乾燥完了です。

▼乾燥工程も季節によって調整が必要です。

個人の趣味として作成するから、多少の変形は味があって良しとしましょう。世界に一つだけの形というのもまた手作りの醍醐味ですよね。

手順3 樹脂でコーティングする

クリスタルレジン(エポキシ樹脂)でコーティングをします。

クリスタルレジンは、垂らして固めるより筆」で塗る→乾かす→塗る→乾かすを繰り返し完全に密封すればカビることも腐ることもありません。
表面だけでなく、内側の隅々まで筆を使って樹脂を塗っていきましょう。

塗る⇒乾燥⇒塗るの工程を4~5回繰り返します。

この工程で、割れたり欠けたり欠けたりした場合は、破損部分と同じ部位のパンを貼り付け修正可能です。

手順4 照明取り付け部分の形を整える

照明を取り付けるため、くり抜き口の形を整えます。

くり抜き口は、樹脂で凹凸ができそのままの状態ではテーブルの上で安定しませんし、照明が取り付けにくくなっていますよ。

丁寧に樹脂の凹凸部分を整えて平たくしましょう。樹脂でコーティングされ固くなっているので、カッターナイフなどではなくレジンクラフト用のニッパーがあると便利!。

手順5 裏側からLED照明を取り付ける

パンのくり抜き口にLED照明を取り付けます。
(簡単にDIYするためにこちらの記事では市販のLED電球を使った方法をご紹介いたします。)

電池BOX付のLED電球を接着剤で取り付けます。電池交換ができるよう、外側に電池交換口が向くように取り付けてください。

置き型タイプのライトの場合、照明は取り付けずに上からかぶせるようにするとこちらの工程を省くことができます。

▼本物の「パンプシェード」の裏側はこんな風になっています

1つの作品が完成するまでには、約10日〜2週間を要します。
急がず・焦らず創作活動を楽しみましょうね。

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おすすめの材料や道具

おすすめの材料や道具をご紹介します。

カッターナイフ

▼小刀(ハード系のパンで硬さがある場合は、カッターナイフより彫刻刀の「切り出し」などが便利です。

アーテック オルファ アートナイフ 替刃25枚付 40017
アーテック(artec)

●エプロン
レジン液が洋服につくと落とすことが困難です。汚れてもいい服・もしくはエプロンを着用しましょう。

●マスク
樹脂を扱うとき、樹脂によっては匂いが気になることがありますので、用意しておくことをおすすめいたします。

●ゴム手袋
直接レジン液が肌につかないようゴム手袋がおすすめです。ピッタリ手に合わせたサイズが作業しやすいです。

▼クリスタルレジン(エポキシ樹脂)

「プロクリスタル880」は、クリスタルレジンの中でも、完全無臭に近く扱いやすいのでレジン工作初心者にもおすすめです。

▼クリスタルレジンを配合する際に便利なデジタル計量器

クリスタルレジンは2つの液を混合して使用します。混合割合がとても大切ですので、0.1グラム単位で計れるデジタル秤がおすすめです。
目分量で配合すると硬化不良で固まりません。お料理でも使えるように、ラップやクッキングペーパーなどで保護してしようするといいよ

レジン使用時の注意:残った樹脂は排水溝などに流さないでください。硬化するのを待ちごみとして処分しましょう!

●ポリカップ
レジン液を計量するため2つ必要!ゼリーやプリンのカップでも代用できます。

●撹拌用の棒へら状のものがおすすめです。
割り箸などでも代用できますが、底の液もしっかり撹拌するようにしてください。

●樹脂を塗る作業用トレイ
レジンを塗る際、垂れてくる液を受けるようにある程度の深みがあり広いタイプのトレイがおすすめです。パンの大きさに合わせてご準備ください。

●乾燥用トレイ
乾燥する際も液が垂れることを想定して網タイプのマット(動物よけマットのようなもの)があると便利です。

●筆
くり抜いたパンの内部の細かいところもしっかり塗れるようにしましょう。ナイロン製・ポリエステル製・シリコン製の筆が使えます。

▼筆洗浄用アセトン

セトコ ポリマークリーナー エポキシ樹脂薄め液 100ml 531-8201
セトコ

何度も繰り返し「塗る⇒乾燥」の作業が必要ですので、使うたびに筆をアセトンで洗浄しておきましょう。そのままにしておくと固まり使用できなくなります。

●レジンクラフト用のニッパー

created by Rinker
ケンオー(KENOH)
mak029-22

●接着剤
電球や、吊り下げタイプを作成時に部品の接着に使用します。

▼LED電球:LEDの電球を使用すると熱を持ちにくく安全です。置き型タイプのライトの場合は取り付けずにかぶせてみてもいいですね。

スイッチと電池交換場所が下に付いていますので、接着剤で取り付けて使用もできます。


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 素材となるパンの選び方

「pampshade」で制作・販売されている「パンプシェード」は、様々な種類「本物のパン」が使用されています。

クロワッサンナンカヌレトースト……。どれもかわいらしくて、自分の好きなパンで作ってみたいという気持もわかるのですが、これらの作品は考案者である森田さんが10年の歳月をかけ試行錯誤を重ね、商品として世に送り出している作品です。

初心者としてまずチャレンジする際は、ハード系のパンから始めてみましょう。外側が固く形を崩さずに工作しやすく、樹脂を塗っても簡単に形を崩しません。

【パンプシェード風】本物のパンを使ったライトの作り方|おすすめの材料や道具も紹介します

水分量も少なく乾燥しやすいので、より腐りにくくて初心者向けと言えます。

おすすめハード系パン

  • シャンピニオン
  • パン・ド・カンパーニュ
  • ブール
  • クッペ
  • バタール

 

大きさも様々ですので、クッペやブールなどのサイズから始めることをおすすめいたします。

手作りパンとしても人気のクッペ

パン作りが得意な方・好きな方は、自分でパンを焼くことから始めても素敵ですね 

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【パンプシェード風】本物のパンを使ったライトの作り方まとめ

【パンプシェード風】本物のパンを使ったライトの作り方|おすすめの材料や道具も紹介します」と題しまとめてきましたがいかがでしたでしょうか。

パンに魅了された考案者の森田さんによって、芸術作品として生み出された「パンプシェード」は見る人に温かさを届けてくれます。

こんな作品を自分でも作ってみたいそう感じる方は少なくないでしょう。
身近な材料を使って、是非ご自宅でチャレンジしてみて下さいね。

「パンプシェイドの作り方」の詳細は「pampshade」さんから公開されたものではありません。

「パンプシェード」は、考案者の森田さんが構想から10年かけて試行錯誤を重ね、現在の形を作り上げています。

商品化するにあたり、機能性だけでなく安全性などあらゆる構想を練り商品として販売されていますので、作り方や保存方法などは企業秘密とされています。

今回こちらの記事でご紹介した作り方は、あくまでも個人のhobyとしてお楽しみ戴くための作り方をご紹介いたしました。

より気軽に、身近なパンや材料で「パンプシェード」風パン型ライトを手作りしたい。そんな皆さんに向けてご紹介した内容となりますことを、記事の最後ではありますが付け加えさせていただきます。

皆様のお部屋と心に、素敵な作品で温かな光がともりますように。

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