ローカル交通ルールまとめ│名古屋・松本など地方ルールの一覧

      2019/10/30

皆さんも一度は「名古屋走り」「松本走り」という単語を聞いたことがあると思います。

また、地方へ車で行くときに「あの辺りは運転が荒いから気をつけな!」なんて恐ろしいありがたいアドバイスを得た人もいるでしょう。

高齢運転者による悲惨な交通事故が騒がれている昨今ですが、一部の地方では一般ののドライバーたちも平然とした態度で危険な走行をしていると言われています。

それが「ローカル交通ルール」と言われるご当地に根ざした(危険な)交通ルール。

今回はそんなローカル交通ルールについてご紹介します。

地方(ローカル)の交通ルール一覧

全国各地で耳にする危険なローカル交通ルールについてまとめていきます。

地方ルールの通称と主な地域、そのルールの内容を説明していきます。

茨城ダッシュ

まずは関東地方から「暴走族(ヤンキー)が多そうな都道府県」でダントツの1位に輝く茨城県のローカル交通ルールです。

その名も“茨城ダッシュ”

交差点で青信号に変わった瞬間に直進車よりも先に右折する、というルールです。

これは主に右折信号のない交差点で行われているイメージですが、茨城県全域で広く見られる危険な運転です。

通常1台が飛び出しますが、中には2台目まで右折する例もあります。

直進車と接触する危険がありますので絶対に真似してはいけません。


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山梨ルール

山梨県には“山梨ルール”と呼ばれるローカル交通ルールが存在します。

これは「信号機のない横断歩道で歩行者が待機していても止まらない」という車優先のルール

道路交通法の定める「歩行者優先」を覆す由々しきルールとなっています。

山梨県全域で見られますが、全国的にも横断歩道で待っている歩行者がいても停止しないドライバーが増えているように感じます。

また「減速なしで右折を行う」「片側一車線の道路で、対向車線に入って追い越す」などの危険な運転も行われており、対向車と接触した場合に重大化しやすい一因となっています。

名古屋走り

危険なローカル交通ルールの代名詞といえば愛知県名古屋市とその近辺で見られる“名古屋走り”でしょう。

  • ウインカーを出さずに車線変更
  • 2車線を跨いで車線変更
  • 交差点の直前で車線変更
  • 右折車線から追い越しをかける
  • 青信号に変わると同時に右折やUターン
  • 右折中に追い越し

と、それは車線変更ではなく蛇行運転では?とも思える危険な走行が行われます。

「ウインカーを出すのはダサいし面倒くさい」というのが地元民の弁ですが、後続を走るドライバーにとっては迷惑極まりない危険な行為です。

ちなみに愛知県の交通事故死者数は2004年から15年間連続で全国ワースト1位となっています。

松本走り

名古屋走りと1,2を争う有名なローカル交通ルールとして有名なのが長野県松本市で見られる“松本走り”です。

名古屋走りと同じく、ウインカーを出さずに進路変更は当たり前、果ては交差点でもウインカーと同時に右左折を行います。 

一時停車や信号表示を軽視または無視する傾向が強く、減速も突然なので後続車の判断が間に合わずに追突するケースも多く、他県から来たドライバーにとっては恐ろしい地域と言えるでしょう。

阿波の黄走り

阿波と言えば徳島県。徳島県で見られるローカル交通ルールといえば“阿波の黄走り”です。

これはその名の通り「黄色信号になっても止まらず、むしろ速度を上げて突っ込んでくるというもの。

電車の駆け込み乗車感覚で、車両が黄色信号の交差点に突っ込んでくるわけですから、事故発生の可能性はグンと高くなりますよね。

ちなみに黄色信号で減速すると「後続車に追突されたり、クラクションを鳴らされる」とのことで、それだけ浸透しているルールなんだということが分かります。

伊予の早曲がり

愛媛県内で見られるローカル交通ルールに“伊予の早曲がり”があります。

「青信号に変わった瞬間に右折する」というもので茨城県の“茨城ダッシュ”と同様の危険な運転となっています。

早曲がりは右直事故(右折車と直進車による接触事故)の典型的な原因となっていて、愛媛県内ではこれを警戒して直進車がスタートを遅らせるなんていう本末転倒なことが起きています。

播磨道交法

兵庫県播州地方には“播磨道交法”(はりまどうこうほう)と呼ばれるローカル交通ルールがあります。

  • 進行方向に関係なく、先に交差点へ進入した車が優先
  • 歩行者・自転車を含めた信号無視
  • 信号のない横断歩道で、歩行者が渡っていても隙間があれば車が通ろうとする
  • 頻繁な車線変更
  • ウインカーの進路変更

など、よその地方と比べても過激なルールとなっています。

ちなみにルールの名付けは神戸新聞の紙上に掲載された道路交通マナーの悪さを皮肉った記事が基となっています。


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