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Amazonの急がない便は絶対来る！宅配ボックスで再配達防止も！

クロネコヤマトで知られるヤマト運輸の配達員が不足しているとのニュースが話題になっていますね。

その原因はAmazonやそのほかのネットショッピングによる配達が急増している事ですが、詳しく調べると、ネットショップの利用者自身も毎日遅くまで仕事しているため、最初の配達時に受け取る事ができないために再配達となるケースが関連している事がわかってきました。

• ネットでのショッピングが常識となった事で、配送する荷物が純増
• お急ぎ便と再配達による集配のピークコントロール不能

こういった要素が現在の課題となっているわけですね。

それでは、今回はこの二つの課題を解決するために話題となっている「急がない便」と「宅配ボックス」について掘り下げて紹介していきます。

急がない便って何？

日本ではまだあまり知られていないですが、イギリスから始まり、アメリカのAmazonにも導入された商品配達に関するユニークな施策の事です。

その名も「”No-Rush Shipping Program”（急がない便）」と呼ばれるサービスで、注文時に「急がない便」をチェックしておくと、通常2営業日以内の配達であるところを、「5営業日内」と融通を効かせることが出来るんです。

また「急がない便」を利用すると次回のお買い物で使えるクーポンをもらえる仕組みがあったりと、Amazon/配送業者/利用者と3者全員が得をする便利なサービスとなっています。

米国Amazonのサイトにはこのように説明されています。

割引券はクーポン券であったり、音楽や書籍を購入する際のクレジットだったりするみたいです。

なんて素敵なサービスなんでしょうか！
これは是非日本Amazonでも使ってみたいです。

日本Amazonで「急がない便」は選べるか？

残念ですが「急がない便」のサービスはまだ日本のAmazonでは提供されていません。（２０１７年３月３日現在）

しかし、今回のヤマト運輸のニュースを機に、確実に日本でも導入されていくでしょう。

これは世界の流れから見ても間違いないと確信しています。

他の企業の類似サービスは？

過去に実施された記録では、無印良品が「無印良品週間」というキャンペーンを行った際、通常時の６～７倍にもなると予想された配送の混雑緩和を狙って行った「遅得」というサービスがありました。

これは配達日を通常配送日よりも遅い期間を指定することで1000MUJIマイルを発行するというものでしたが、なかなか好評だったようですが、現在は同じようなサービスは提供されていません。

ちなみに、その他の企業も見てみましたが、まだまだ「○分以内にお届け！」という速さを売りにしたサービスでの勝負に躍起になっているようです。

確かにアマゾンプライムのお急ぎ便が登場したときはそのあまりの速さに日本全体が驚きましたが、さすがにそのブームはもう去っているように思うんですよね・・・。

SNSを見ていても「そこまで急がなくても良いんだけど」とか「配達員の人たち、忙しくて倒れちゃうんじゃ？」など、即配サービスに懐疑的な意見も多いです。

ヨドバシカメラの「ヨドバシエクストリーム」やドンキ通販の「マジカプレミアムナウ」には、次の一手として「遅得」のようなサービスの導入を期待したいと思います。

「すぐに欲しい！」「今日中に入手したい！」というニーズは確かにありますが、その対極にある「遅くてもお得なほうが良い」というニーズも確実にありますよ！

宅配ボックスで再配達防止

これからの日本は少子高齢化でますます人手不足となっていきますので、今回のヤマト運輸の人手不足が一過性のものと考えてはいけません。

１度に配送できる量には限界がありますので、「不在による再配達」を防ぐ事で、かしこく配送サービスを利用できるユーザーになりたいですね。

平日昼は仕事中だし、どうしても不在になっちゃう…という方にも是非利用して頂きたいのが、「宅配ボックス」の利用です。

マンションにお住まいの方は、備え付けられている場所も多いと思います。

マンションの宅配ボックスはオフラインのものと、オンラインのものがありますので、自分の住んでいるマンションの設備がどちらなのか、利用方法を理解して、しっかり活用していきましょう。

【オフラインの宅配ボックス】暗証番号でロック解除

オンラインに比べて安価なので、多くのマンションで利用されているのがオフラインタイプの宅配ボックスです。

利用の流れですが

• 配送業者が宅配ボックスに荷物を入れ、暗証番号を設定
• 「◯番の宅配ボックスに荷物を入れました。暗証番号は■■■■です」と記載した不在連絡票が郵便ポストに投函される
• 不在連絡票に記載された暗証番号を入力することで、宅配ボックスのロックが解除される
• 荷物を受け取る

となります。

【オンラインの宅配ボックス】カードキーでロック解除

ロッカーの利用状況や異常を管理するために、オンラインで管理室（監視センター）と繋がった宅配ボックスも存在します。

マンションの戸数分宅配ボックスが設置されており、自分のカードキーや専用のカギを使ってロックを解除するようになります。

もし深夜にカードキーを紛失したり、操作を間違たなどのトラブルが起こっても、24時間体制でオンライン管理されていますの、遠隔操作で宅配ボックスを開けてもらうこともできます。

荷物が届いたことをメールで通知してもらえるなど、便利なサービスもありますので、とても使いやすいですね。

自分で設置する宅配ボックス

宅配ボックスが欲しいけど、備え付けられていない！という人も安心です。

安価に個人で宅配ボックスを設置することもできます。

Amazonや楽天で販売されていますし、近所のホームセンターにも置いてあると思います。

ワイヤー固定でボックスごと持ち去られないようになっているものや、冷蔵機能があるものまでラインナップも豊富です。

実用的なものだと価格帯は4000円～8000円で揃えられます。

安さ第一ならもっと安いものもありますが、隙間が空いていたり、耐久性に難があるので購入の際は自分の利用シーンを想像して、安心できるものを選ぶと良いです。

是非この機会に宅配ボックスを設置してみてください。

まとめ

ヤマト運輸さんの話題からいろいろと書いてみました。

宅配ボックスに関しては利用したことが無い人にとっては非常に便利になると思います。

不在票見て、電話して、待たされて、やっと受け取れる。

この流れだけでも結構な無駄がある事が分かると思います。再配達って実はとても時間的コストが掛かっていますよね。

ちなみに「急がない便」という名称はこの記事用に作った造語なのでAmazonさんが正式なサービスにするときは別の名前になると思います(;^_^A

長い記事となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました！

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