デービッドアトキンソンの経歴や講演料を紹介!年収や家族・子供についても調査してみた

      2020/11/27

日本人の給料が安すぎるとして、その問題点をモノプソニーの理論で説明したデービッドアトキンソ氏。

低賃金労働に関してだけでなく、日本の産業構造の問題など、日本経済の問題点を幅広く分析し、改善策を提示しています。

どの主張も的を得ていますし、「ここは良いけどここがダメ」と、ハッキリとした物言いは心地良くもあります。

その豊富な知識は、どのような経歴に裏打ちされたものなのか? 気になり調べてみました。

経歴や講演料、年収や家族構成など、デービッドアトキンソン氏の気になるデータをご紹介いたします!


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デービッド・アトキンソンの経歴・プロフィール

それでは早速、デービッド・アトキンソン氏のプロフィールをご紹介します。

  • 名前:デービッド・アトキンソン(David Atkinson)
  • 生年月日:1965年5月10日
  • 年齢:59歳
  • 出身地:イギリス出身
  • 出身大学:オックスフォード大学で日本学を学ぶ
  • 趣味:茶道(裏千家茶名「宗真」を拝受)

デービッド・アトキンソン氏はイギリス出身で、現在は日本に在住で、小西美術工藝社の社長を務めています。

小西美術工藝社は、日本の国宝や需要文化財の修理を行う会社で、300年以上の歴史があります。
日本の文化と歴史に深く関わる会社ですね。

ただ、最初から小西美術工藝社に入社していたわけではありません。

デービッドアトキンソン氏は、オックスフォード大学で日本学を学んだ後、アンダーセン・コンサルティングソロモン・ブラザーズといった、コンサルティング会社や投資銀行に勤務しました。
その後、1990年頃に渡日。1990年というと、日本ではバブル景気真っただ中の時期ですね。
金融マンとしてお金の動きを敏感に察知した動きと言えるでしょう。

しかし、その後ほどなくして日本経済のバブルは崩壊。
1992年、ゴールドマン・サックスの東京支社にアナリストとして勤務し、銀行の不良債権問題を数々指摘し、その先見の明を持って名をあげていきました。
2006年には、ゴールドマン・サックスの取締役を経て共同出資者となりますが、2007年に退社しています。

2007年から3年間は、趣味の茶道に邁進していました。
骨肉を争うドロドロした金融の世界から一転して、日本の”わびさび”に傾倒したというのは、なんだか興味深い話ですよね。

そんな生活の折、小西美術工藝社の先代社長との出会いがあって、現職の社長を引き受けたということですから、人と人の縁は面白いものです。

と、ここまで見てきましたが、すごい経歴ですよね!

 

デービッドアトキンソン氏は「伝説の金融アナリスト」とも呼ばれています。
それは、先述の通り、バブル崩壊後の日本の銀行が抱えていた不良債権を指摘した人物だからです。

その額、実に20兆円以上!

当時は大変な反響があったそうです。

 レポートが新聞に紹介された朝、銀行株の売りが殺到しました。大蔵省からは「説明を聞きたい」と電話が入り、銀行の幹部からは「ふざけるな」という怒りの電話がひっきりなしに入り、オフィスのすべての電話がふさがってしまうような状態でした。

(中略)

上司が「このままでは危ない」と判断して、1カ月ほど海外の顧客回りをすることになりました。結果的に不良債権額は20兆円どころではなくなるのですがね。

(引用:https://www.dhbr.net/articles/-/3344?page=3

このような実績から「伝説の金融アナリスト」として名を馳せたデービッドアトキンス氏は、今でも多くの活躍を見せています。


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デービッド・アトキンソンの講演料はいくら?

デービッド氏は講演活動も活発に行っていますが、講演料がどのくらいなのか、ちょっと気になりますよね。

実際調べてみたところ、講演料というのは、ネームバリューや講演する会場の規模、講演時間などで様々なようです。
ですが一般的に、テレビなどへの露出は少ないけれど、講演実績が豊富な人の講演料の相場は、60分の講演で20〜30万円ほどだそうです。(参考:https://koushihaken.nikkansports.com/guarantee/
有名人やオリンピック級の運動選手、人気講師などになると、50〜200万円にもなるんだとか!

デービッドアトキンソン氏は、テレビに出る時もありますし、雑誌に取り上げられることもしばしば。

講演料もかなり高額なのでは? とも思ったのですが、地方のそれほど規模が大きくない講演も行っているので、もの凄く高いわけではなく、20〜40万円くらいではないかと予想します。

デービッド・アトキンソンの年収

現在は小西美術工藝社の社長であるデービッドアトキンソン氏のはどのくらいなのでしょうか?

小西美術工藝社からの給与額は分からないので、今回は講演料や書籍の売り上げからの収入を予想してみたいと思います。

先ほど挙げたように、講演料はおよそ20〜40万円ではないかと予想します。

月に1〜2回講演を行なったとすると、月に20〜80万円。
年で240〜960万円くらいになるのではないかと思います。

次に、デービッドアトキンソン氏は書籍も数多く出版しています。

代表的なのが「新・観光立国論」です。

この書籍は6万部も売り上げベストセラーとなり、山本七平賞を受賞しました。

新・観光立国論の印税はおおよそいくらになるのか?

印税率は作家の人気度などによって変わるのですが、今回は基本的な印税率の10%で計算したいと思います。(参考:https://kot-book.com/book-royalty/

新・観光立国論の定価は1,620円です。

これに部数と印税率をかけます。

1,620×60,000×10%=972万円

年間の講演料 240〜960万円と、上記で算出した印税を合算して、1,212万円〜1,932万円くらいの年収になるのではないかと予想します。


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デービッド・アトキンソンの家族構成

数々の会社を渡り歩き、多くの功績を挙げているデービッドアトキンソン氏ですが、結婚はしているのでしょうか?
気になったので、奥様やお子様など家族の存在も調べてみました。

ところが、実際にGoogle検索で「デービッドアトキンソン 家族」というキーワードで調べてみたり、複数メディアに掲載されているご本人のインタビュー記事を20記事以上読みましたが、ご家族の話は出てきませんでした。

動画も10本以上観たのですが、プライベートな内容のためか一切出てきません。

というわけで、残念ながらデービッド氏のご家族についての情報は見つからず、という結論になります。

ですが、たくさんの記事や動画を見て、デービッドアトキンソン氏は、日本の良いところも悪いところも冷静に分析し、本当に日本のために発言しているのだな、というのがよく分かりました。

時に厳しく、時にユーモラスに、日本の現状を鋭く切るデービッドアトキンソン氏の記事や動画はとてもためになったので、もっと見てみたいですね。

デービッド・アトキンソンの経歴・年収・家族まとめ

過去に「伝説の金融アナリスト」として名をはせたデービッド・アトキンソン氏。

現在は小西美術工藝社の会長兼代表取締役として、日光東照宮などの日本の国宝や重要文化財の修繕に関わっています

それだけでなく、アナリスト時代からの日本の分析は今も行なっていて、日本経済を救うべく、数々の提言をしています。

また、講演や書籍の出版も数多く行なっています。

日本に住んでいながらも決して日本贔屓することなく、日本の良い点と悪い点を冷静に分析し、日本経済建て直しの施策を提言し続けるデービッドアトキンソン氏

今後もその活躍に注目ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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